石川先生

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―気分転換のすすめ―

遠距離介護は相手の事が見えないだけに、心配でたまらないものです。
決して冷たい気持ちで言うのではありませんが、心配して心配して相手が治るのならば大いに心配もしましょう。けど、実際はそうではありません。
ならば、意を決して、気持ちを切り替えるのはどうでしょうか。
確かに経済的には大変厳しかったです。が、私が父と母の遠距離介護を続けられたのは時間と距離が気持ちの切り替えとなったからでは、と今おもうのです。介護者の気分転換です。
その分相手と向き合ったときに、あたたかな眼差し、言葉、スキンシップが可能となったのではないかと……。
私達がハラハラ、ドギマギしている間、父や母の時間はゆっくりゆっくり流れているのです。
きっと、待っててくれますよ、あなたが介護に訪れる時を。
その時、濃密な時間を過ごしましょう。


パオッコ名誉会員 石川 牧子氏(日テレ学院学院長)
東京女子大学短期大学部英語科を卒業と同時に、日本テレビにアナウンサーとして入社。以来、「アメリカ横断ウルトラクイズ」「ジャストニュース」などの番組でキャスターを務め、アナウンス部長をを経て、現(株)日テレイベンツ常務取締役、日テレ学院学院長。また、仙台大学客員教授も務める。主な著書に「お母ちゃんが起きられなくなった――東京 仙台 遠距離介護記」(小学館文庫)など。






長田先生

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―完璧を目指さないで!―

遠距離介護は、もともと大変なことですから、無理せず、あせらず、悩みを一人で抱えこまないで、遠慮や躊躇なく支援を受け入れてください。ここで受けた支援は、いずれお返しできる機会があるはずです。


パオッコ顧問 長田 久雄氏(桜美林大学大学院老年学研究科教授)
早稲田大学大学院修了、東京都老人総合研究所、東京都立保健科学大学勤務を経て現職。






関先生

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―遠距離介護の今とこれから―

加速する少子高齢化と団塊(魁を含む)世代のリタイアは、今後、遠距離介護をさらに増大させ、「老老」遠距離介護の形態をも生み出すでしょう。『介護の社会化』の量と質の整備と保障がますます求められます。会員諸氏の貴重な実践は、介護に身を置く多くの人たちの力強い味方であり共有財産です。

 


パオッコ顧問 関 孝敏氏(北海道大学大学院文学研究科教授)
家族社会学・地域社会学・災害社会学の研究に従事。
札幌から姫路へ、1ヶ月半に一度くらいの割合で老母(88歳)の生活介護に通う。



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