親の介護をしてきた私たちの「これから」へのチャレンジを考える会
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親の介護をしてきた私たちの

「これから」へのチャレンジを考える会

親の老後と私の老後は同時進行
幾度も実家へ通ったものだ|もうすぐ100歳の親を介護中

遠距離介護をしてきた私たち…
親の介護を経験し、卒業した人も、まだまだ同時進行中の人も
その経験を糧に、これからの生き方を考えるサイト

トピックス

2025.01.14
年賀状じまい


関西在住のほかちんと申します。妻と二人暮らしの酉年生まれです。折に触れて感じた独白。

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会社関係が多くて年賀状が憂鬱だった。なので、退職してから数年のうちに後輩、同輩に遠慮させてもらい減らしてきた。郵便料金値上げもあってか、先輩お二人の年賀状に来年からやめる旨が書いてあった。大歓迎だ。これで来年の年賀状は一桁に減ってストレスもなくなる。友人とはLineで挨拶を交わす。古希を迎えたらもうやめよう。

面白くないので紅白は見ない、普段きれいにしているから大掃除はしない、好きではないのでおせち料理は食べない、面倒なので鏡餅やしめ縄飾りはしない、寒いので初詣はしない。。。

恒例の行事(?)は年越しそばを食べて、お年玉をあげたくらいか。せわしない年末年始も、思いのままに、素朴に過ごすようになって居心地がよい。

外を眺めれば、しめ縄飾りをしている車や国旗掲揚する家を見なくなった。三が日休む店が増えた。世間も居心地がよくなっているのかな(了)

2024.12.31
ねんきん定期便がきた

関西在住のほかちんと申します。妻と二人暮らしの酉年生まれです。折に触れて感じた独白。

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ねんきん定期便がきた。

毎年、誕生月に郵送されてくるこの機会に、年金のこと、将来のお金プランを考える。

年金をいつからもらうかは、わたしのなかでは、一応結論が出ていて、ふたつの理由から、75歳まで繰り下げてもらうことにしている。

ひとつ目は、長生きリスクに対して保険をかけるということ。

父も母も90歳を超える長寿、わたしは100歳まで長生きするかもしれない。

厚生年金保険は、その名のとおり、長生きしたときの「保険」だ。80歳くらいで施設に入るつもりなので、その月々の費用に備える。

ふたつ目は、繰り下げ受給は、資産運用と同じ効果があるということ。

ある都市銀行の10年定期の年預金金利が0.4%しかない(2024年12月時点)に対して年金は1年繰り下げすると8.4%増額される。

しかも民間ではないので、これほど利率保証された安心できる資産運用はないのではないか。

・・・とはいうものの、来年のわたしは、早くもらいたいと考えを変えるかもしれない。その時は、さかのぼって年金を受け取ることもできる。割と使い勝手良い年金制度ではないかと思う。

参考) 日本年金機構ホームページ

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/seido/roureinenkin/kuriage-kurisage/20140421-02.html

2024.12.07
移住考

関西在住のほかちんと申します。妻と二人暮らしの酉年生まれです。折に触れて感じた独白。

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一昨日、妻と一緒に自転車をこいでもみじ狩りに行った。七、八分だけど紅葉が鮮やかだ。(酷暑が長かったためか、いつもより見頃がだいぶ遅いとのこと)インバウンドの観光客がカメラを構える。

一帯には、世界文化遺産があり、ハイキングコースの小高い山があって、琵琶湖を源とする大きな川もある。

九州のときは、県庁所在都市の住宅地に住んでいた。近くに店はいくらでもあったので車を持たず、買い物に行くのも歩くか自転車だった。ただ、日常行動範囲で、歴史や自然に触れることは、ほとんどなかった。

1年半前、移住してきた最初はわからなかったが、暮らすうちに、文化薫る歴史や四季の移り変わりを手軽に感じる豊かさに気づいた。望外の喜びに変わるのにさほど時間はかからなかった。

実はもう一つ気に入ったことがある。

この辺は無料送迎バス文化(?)なのだ。

九州に住んでいたときは、母を病院に連れて行くのは、決まってタクシーだった。大きな病院に行くときは片道三千円近くかかった。

ところが、(知る限り)この辺の病院はどこも、住宅地を巡回する無料送迎バスを出してくれる。

市主催の健康教室も無料送迎バスが自宅まで来てくれる。

加えて、スポーツジム、霊園、スパも自宅前というわけにはいかないものの無料送迎バスがある。

アクセスが良いだけでなく無料なのはありがたい。

大げさだが移住して感じた思いがけない幸せだ。(了)

2024.11.30
墓じまい

関西在住のほかちんと申します。妻と二人暮らしの酉年生まれです。折に触れて感じたことを書きます。

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先月は母の三回忌。久しぶりに姉弟と墓参り。そこの霊園には多数の墓があるが、供える花はほとんどが造花。私たちも両親の好物とともにダイソーで買った造花を供え手を合わせた。


前夜、高校時代の友人数人が集まってくれて一緒に飲んだ。墓参りで帰ってきたためか、お墓の話になった。

今は市内に住むが県内の島出身のA君「先祖代々の墓まで片道2時間かかるとたい。墓ば移したかばってん、うちが本家だけん、親戚筋に了解とらんといかん。どぎゃん話したらよかか頭が痛か」

わざわざ隣県から来てくれたB君「姉ちゃんが近くに住んどるばってん、嫁に行った身、いつまでも頼るわけにもいかんし子供たちも九州に戻ってきそうにないけん墓じまいも考えよる」

ひとりを除き、皆、それぞれお墓の悩みがあった。

ちなみに「NHK 墓じまい」で検索すると今年放送された「あさイチ」や、各地方局の特集が出てきた。世間の関心が高いのがわかる。

姉が関東、私と弟は関西、九州のお墓は遠い。4年後の七回忌には真剣に話し合うことになりそうだ。(了)

2024.11.04
遠距離介護継続中

関西在住のほかちんと申します。妻と二人暮らしの酉年生まれです。折に触れて感じたことを書きます。

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両親は、亡くなった。

ただ、九州に一人住まいの高齢の叔母がいる。私達姉弟だけが血縁者。

したがって、現在も遠距離介護を継続中だ。

要支援1だが、杖を必要とせず、元栄養士だっただけに食事には気をつけ、家事全般こなすほど元気だ。

時々、雑事で来てくれと電話がかかってくる。補聴器つけてても耳が遠いので、こちらからは必要に応じ速達を出す。(普通郵便だと1週間近くかかるが、速達は翌日着く)

ケアマネや警備会社との契約を勧めるも、「周囲は知り合いばかり、元気だけん、よかー」と一笑に付す。叔母自身が決めることなのであまりとやかくは言わない。

将来確実に、入院や施設入居の手続きや家の管理などしなければいけないが、親のときに経験済みなので、あまり心配していない。

すぐ対応できるよう、状況だけは、姉弟と共有している。

それと叔母からは、交通費、宿泊代としてあらかじめ一定額をもらっているので、費用の心配もない。もちろん使った分の明細を叔母に報告している。

呼ばれて帰省したときは、天然温泉露天風呂付きのホテルに泊まり、地元の好物を食べたり、旧友と飲んだりして楽しんでいる。(了)