漫筆:ご近所の20歳超えワンちゃんに思うこと
2024.03.16
【漫筆】
わが家のフレブルきなこ、そして先代犬と2代にわたって仲良くしてくれた近所のワンちゃんが亡くなりました。彼は20歳でした。人間でいえば、100歳超え?
彼は亡くなる少し前までバギーでお散歩をしていました。おしっこやウンチをしたいときは、声を出して「バギーからおろして!」と言っていました。おやつをあげると、ゆっくり噛んでおいしそうに食べてくれました。
亡くなって数日、いただいたお品にこんなメッセージが添えられていました。
「仲良くしてくれてありがとう、我が犬生に悔いなし!」と。
彼は、そう思っているだろうな―と推測します。
私も、いつか、「我が人生に悔いなし!」と思いたいな~。
それを飼い主さんに言うと、「そこまで生きなきゃいけない、ってことよ」と。
なるほど、道は遠い。
もちろん、この先、どんな病気になるかわからないので、自分が彼のように100歳まで生きるかどうかなんてわかりません。でも、いつそのときを迎えても、できれば「我が人生に悔いなし!」と言いたいなと思います。
まずは、きなこが彼のように「我が犬生に悔いなし」と思えるように一緒に楽しく。
きなこが20歳まで生きると、私は? そこを外すことはできないな、と強く思いました。(太田)