墓じまい
関西在住のほかちんと申します。妻と二人暮らしの酉年生まれです。折に触れて感じたことを書きます。
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先月は母の三回忌。久しぶりに姉弟と墓参り。そこの霊園には多数の墓があるが、供える花はほとんどが造花。私たちも両親の好物とともにダイソーで買った造花を供え手を合わせた。
前夜、高校時代の友人数人が集まってくれて一緒に飲んだ。墓参りで帰ってきたためか、お墓の話になった。
今は市内に住むが県内の島出身のA君「先祖代々の墓まで片道2時間かかるとたい。墓ば移したかばってん、うちが本家だけん、親戚筋に了解とらんといかん。どぎゃん話したらよかか頭が痛か」
わざわざ隣県から来てくれたB君「姉ちゃんが近くに住んどるばってん、嫁に行った身、いつまでも頼るわけにもいかんし子供たちも九州に戻ってきそうにないけん墓じまいも考えよる」
ひとりを除き、皆、それぞれお墓の悩みがあった。
ちなみに「NHK 墓じまい」で検索すると今年放送された「あさイチ」や、各地方局の特集が出てきた。世間の関心が高いのがわかる。
姉が関東、私と弟は関西、九州のお墓は遠い。4年後の七回忌には真剣に話し合うことになりそうだ。(了)
遠距離介護継続中
関西在住のほかちんと申します。妻と二人暮らしの酉年生まれです。折に触れて感じたことを書きます。
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両親は、亡くなった。
ただ、九州に一人住まいの高齢の叔母がいる。私達姉弟だけが血縁者。
したがって、現在も遠距離介護を継続中だ。
要支援1だが、杖を必要とせず、元栄養士だっただけに食事には気をつけ、家事全般こなすほど元気だ。
時々、雑事で来てくれと電話がかかってくる。補聴器つけてても耳が遠いので、こちらからは必要に応じ速達を出す。(普通郵便だと1週間近くかかるが、速達は翌日着く)
ケアマネや警備会社との契約を勧めるも、「周囲は知り合いばかり、元気だけん、よかー」と一笑に付す。叔母自身が決めることなのであまりとやかくは言わない。
将来確実に、入院や施設入居の手続きや家の管理などしなければいけないが、親のときに経験済みなので、あまり心配していない。
すぐ対応できるよう、状況だけは、姉弟と共有している。
それと叔母からは、交通費、宿泊代としてあらかじめ一定額をもらっているので、費用の心配もない。もちろん使った分の明細を叔母に報告している。
呼ばれて帰省したときは、天然温泉露天風呂付きのホテルに泊まり、地元の好物を食べたり、旧友と飲んだりして楽しんでいる。(了)