遠距離介護継続中
2024.11.04
【漫筆】
関西在住のほかちんと申します。妻と二人暮らしの酉年生まれです。折に触れて感じたことを書きます。
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両親は、亡くなった。
ただ、九州に一人住まいの高齢の叔母がいる。私達姉弟だけが血縁者。
したがって、現在も遠距離介護を継続中だ。
要支援1だが、杖を必要とせず、元栄養士だっただけに食事には気をつけ、家事全般こなすほど元気だ。
時々、雑事で来てくれと電話がかかってくる。補聴器つけてても耳が遠いので、こちらからは必要に応じ速達を出す。(普通郵便だと1週間近くかかるが、速達は翌日着く)
ケアマネや警備会社との契約を勧めるも、「周囲は知り合いばかり、元気だけん、よかー」と一笑に付す。叔母自身が決めることなのであまりとやかくは言わない。
将来確実に、入院や施設入居の手続きや家の管理などしなければいけないが、親のときに経験済みなので、あまり心配していない。
すぐ対応できるよう、状況だけは、姉弟と共有している。
それと叔母からは、交通費、宿泊代としてあらかじめ一定額をもらっているので、費用の心配もない。もちろん使った分の明細を叔母に報告している。
呼ばれて帰省したときは、天然温泉露天風呂付きのホテルに泊まり、地元の好物を食べたり、旧友と飲んだりして楽しんでいる。(了)