ねんきん定期便がきた
2024.12.31
【漫筆】
関西在住のほかちんと申します。妻と二人暮らしの酉年生まれです。折に触れて感じた独白。
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ねんきん定期便がきた。
毎年、誕生月に郵送されてくるこの機会に、年金のこと、将来のお金プランを考える。
年金をいつからもらうかは、わたしのなかでは、一応結論が出ていて、ふたつの理由から、75歳まで繰り下げてもらうことにしている。
ひとつ目は、長生きリスクに対して保険をかけるということ。
父も母も90歳を超える長寿、わたしは100歳まで長生きするかもしれない。
厚生年金保険は、その名のとおり、長生きしたときの「保険」だ。80歳くらいで施設に入るつもりなので、その月々の費用に備える。
ふたつ目は、繰り下げ受給は、資産運用と同じ効果があるということ。
ある都市銀行の10年定期の年預金金利が0.4%しかない(2024年12月時点)に対して年金は1年繰り下げすると8.4%増額される。
しかも民間ではないので、これほど利率保証された安心できる資産運用はないのではないか。
・・・とはいうものの、来年のわたしは、早くもらいたいと考えを変えるかもしれない。その時は、さかのぼって年金を受け取ることもできる。割と使い勝手良い年金制度ではないかと思う。
参考) 日本年金機構ホームページ
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/seido/roureinenkin/kuriage-kurisage/20140421-02.html