卓球

2025.04.13
漫筆

関西在住のほかちんと申します。妻と二人暮らしの酉年生まれです。折に触れて感じた独白。

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昨年暮れから、妻と一緒に卓球を始めた。

市役所が主催する市民スポーツの卓球に遊び半分で夫婦で参加したところ結構面白かったので、地域の同好会をのぞいたのがきっかけ。

同好会といってもまったくの自由参加、週に月、木の2回、参加したときに一人300円を支払いおよそ3時間プレーする。参加者は70歳台がメインだが80歳台も多いようだ。だいたい男女半々50人程度、体育館の卓球台を15台借りて相手を適当に変えながら主にダブルスをやる。上手なので中高の卓球部経験者かと思いきや60歳過ぎてから始めたという方がほとんど。夫婦で来ている人も何組かいる。新参者で素人の私達夫婦に、色々な人が声をかけてくれるし、会長はじめ関西人特有のしゃべくりも面白くて居心地が良い。先生も時々いらして無料で希望するプレーを教えてもらえる。

やってるうちに面白くなり、勧められてマイラケットを買った。張本選手のお父さんが書いたレッスン本や動画で技術も勉強した。挙げ句に、物置になっていた部屋にミニ卓球台を置き妻がダイソーから買ってきた小道具でネットなどを作りサーブやフォア・バックハンドの練習をしている。

運動にもなり、地域の人と交流ができ、何より妻と同じ趣味ができたのがうれしい。今の目標は、シングルスで勝てない妻にせめて互角になることだ。(了)