スタッフブログ
離れて暮らす親のケアにかかわるパオッコスタッフの日常とつぶやき、
そして遠距離介護に役立つ情報などをお届けします。
▼7月の【オンラインでパオッコサロン】開催お知らせ
2020/07/13
東京のコロナウイルス感染状況悪化により
7月もパオッコサロンはオンラインで開催することとなりました。
【オンラインでパオッコサロン】開催!
7月18日(土) 15:00から90分程度を予定
参加費:無料
定員:7名
*お申し込みが多い場合、初回の方を優先します。
参加希望の方はパオッコ事務局までメールでお申し込みください。
* 件名 「オンラインサロン参加希望」
* 宛先 info@paokko.org
* お名前とアドレスを記入してください。
申し込み締め切り7月16日(木) 正午
申込みが定員に達したらウェブトップページのNEWS欄に掲示します。
*参加者には16日(木)にアクセスURLをメールで連絡します。
追記:参加申込み受付は終了しました(7.14 12:30付)
★★★
快適なオンラインサロンを継続できるようツールを検討中です。
今回は「webex」というツールを初利用予定です。
使い方は「zoom」とほとんど変わりません!
遠距離介護に悩んでいる方、情報がほしい方、情報を共有したい方、
お気楽にどうぞ!
いつか遠距離介護に…、という予備軍の方も大歓迎です。
▼パオッコサロンオンライン参加者からの声をシェア1
2020/07/06
不定期ですが、【パオッコサロンオンライン】
新型コロナの影響でスタートしたオンラインによるパオッコサロン。
体験や悩み、役立つ商品などの情報交換をおこなっています。
開催のお知らせは「パオッコ通信」で!トップページからご登録ください。
★参加者からの声
今日のお話しに登場したリモート介護に役立ちそうなツールとして、
私は最近「スマートスピーカー」を実家に設置してみたので共有させていただきたいと思います。
私が実家に設置したのはアマゾンのecho showという画面つきのスマートスピーカーです。
(アレクサと呼びかけて使います)
https://www.watch.impress.co.jp/docs/review/minireview/1192050.html
母にラインを使わせたくてタブレットを持たせたのですが、高齢者だと指が乾燥しているのかスワイプしても反応が悪く、思った通りに動かないとすぐに使うのをやめてしまうので、声で反応してくれてテレビ電話もできるということで購入しました。
インターネット環境がないと使用できませんが、必要な設定は簡単にこちらでできるので、いったん設置したらあとはこちらから遠隔でいろいろと設定できます。
声で反応するので、一人暮らしの母が声を出す機会にもつながるかと思い、お薬の時間のリマインドや予定の確認に便利かと思った次第です。
また、天気予報やニュースも聞けますし、母が利用するバスの時間を聞くこともできますし、私が会員のアマゾンにつながるので、音楽や映画も楽しめます。
購入前に参考にしたサイトはこちらです
(ここで登場するものは画面付きではありませんが)
http://digitalkaigo.net/alexa_2.html
先日帰省した際に設置して帰りましたが、新しい機械に対する抵抗感が強くて、私がいないとコンセントを抜いていたりとこちらが期待したような使い方はまったくできていませんが、
それも想定内なので気長に促してみるつもりです。
固定電話で電話して、「アレクサに今から電話するから受けてみて」と言ったりと、なかなか手はかかりますが、顔が見られればやはり安心なので、少しずつできることを増やしたいと思っています。
ほかにもきっといろいろ役立つツールはあると思いますので、ぜひ情報共有していただければありがたいです。
(東京都在住)
▼6月の【Zoomでパオッコサロン】開催お知らせ
2020/06/06
これまでパオッコサロンを開催していた文京ボランティア・市民活動センター 会議室は新型コロナウイルスの影響で引き続き閉鎖中。 そこで今月も 【Zoomでパオッコサロン】開催! 6月14日(日) 15:00から 90分程度を予定しています。 参加費:無料 先着7名まで Zoomには良い評判、良くない評判があることを承知していますが、 パオッコサロンには最も適していると考えました。 自己責任でお願いいたします。 参加申込みはパオッコ事務局までメールをお送りください。 メールアドレス:info@paokko.org *件名はZoomサロン参加希望 *お名前とアドレスを記入ください。 6月12日(金)にご連絡します。 (アドレス記載のない場合はいただいたメールに返信します) ご参加いただける方には当日アクセスするURLとパスワードをお送りします。 *受付定員に達したら、その旨をウェブトップページのNEWS欄に掲示します。 **追記 参加申込み受付は終了しました 6/7 13:00付 遠距離介護に悩んでいる方、情報がほしい方、情報を共有したい方、 お気楽にどうぞ! いつか遠距離介護に...、という予備軍の方も大歓迎です。
▼新型コロナの影響、会員からの投稿をシェア 2
2020/06/04
【新型コロナの影響】
いま、皆さんは、離れて暮らす親とのことで何に悩み、どのような課題と向き合っておられますか。もしよかったら、おしえてください。
パオッコからの問いかけに投稿をいただきました。
*みなさまからの投稿を引き続き募集しています。
宛先:info@paokko.org 件名;「コロナの影響」
コロナの影響5
母は4年前に他界し、それ以降は父は一人暮らしをしていました。
現在92歳長野県在住です。
長女の私は独り身の58歳、埼玉在住。弟夫婦は神奈川在住です。
妹夫婦が父と同じ市内に住んでいるので、昨年までは週に1度様子を見に行って、必要な買い物をしてくれてました。
父のレビー小体型認知症の月2回の通院も妹が担当。
父も週2回はデイサービスにも通っていました。
夕食は配食業者を利用し、訪問介護のヘルパーさんも昨年半ばからは週3日短時間お願いしていました。
月に1度私か弟が帰省し、2泊3泊して様子を見て、
GWとお盆と正月には私が1週間帰省。
3人でなんとか頑張っていました。
が、12月から父が体調を崩し入院、転院とちょっといろいろありまして、
要介護2から4に。
病院の介護施設に入所したのが3月でした。
すでにコロナで私と弟の帰省が難しくなり、妹だけが週に1回会いに通っていました。
4月の緊急事態宣言後は施設の面会が全面的に中止となりました。
それでも妹は週に1度は洗濯ものを交換に通ってくれていました。
しかし、先々週に施設に行ったときに父が車椅子で部屋から出てきて妹に気づき、文句が始まったそうです。
「ずっと放っておいて、ひどい。死んだら化けて出てやる」と。
どんなに説明しても、コロナ感染症の現況を理解できないようです。
ケアマネさんが「私からもまた説明しておきますから」となだめてくださり……。
その日は早々に帰ろうとしたところ父から
「もう帰るのか?バカ娘」とののしられ、泣けてきたと連絡がありました。
もともと自分第一の超わがままな父とはいえ、一番近くで介護に時間も労力も費やしている妹にとってはつらかったと思います。
父も状況が理解できていないので見捨てられたと感じていたのだと思います。
この時期、父は施設でお世話になっているので、独りで暮らしていた時に比べれば安心です。
でも、早く帰省できる状況になれば、父の気持ちも穏やかになってくれるのでは、と思います。
妹は仕事もしているので介護の比重が偏り過ぎないように、父の状態に応じて柔軟にヘルパーさんの日数を増やしたり、ケアマネの協力を得ながら三人の介護体制でやってきました。
でも、妹の有休はほとんど父の関係で使い果たしています。
3人の介護比重のバランスをとるのは本当に難しいです。
今後も妹の精神的な負担に対してもケアをしなければと考えています。
(女性50代)
▼厚労省「オンライン面会」推奨の通知
2020/05/26
先日のパオッコサロンで。
親の入居中の施設に「ビデオ通話」サポートを依頼してもいいだろうか、と悩む声が複数ありました。
厚労省は高齢者施設などにおける「オンライン面会」推奨通知を出しています。
「高齢者施設等におけるオンラインでの面会の実施について」
▼詳細【初めてのZoomでトライ!パオッコサロン】
2020/05/13
新型コロナウイルスの影響で3月と4月のパオッコサロンを開催できませんでした。
5月もキャンセルせざるをえません...
そこでパオッコサロンをオンラインで初開催することになりました!
↓↓ 詳細 ↓↓
【Zoomでトライ!パオッコサロン】
5月23日(土) 15:00から1時間程度を予定しています。
参加費:無料
先着7名まで!
スタッフも不慣れなので、うまくいくかどうか分かりませんが、 また、Zoomには良い評判、良くない評判があることを承知していますが、 パオッコサロンには最も適していると考えました。 自己責任でお願いいたします。 参加申込みはパオッコ事務局までメールをお送りください。 メールアドレス:info@paokko.org *件名はZoomサロン参加希望 *お名前とアドレスを記入ください。 *5月21日(木)にご連絡します (アドレス記載のない場合はいただいたメールに返信します) ご参加いただける方には当日アクセスいただくURLとパスワードをお送りします。 遠距離介護に悩んでいる方、情報がほしい方、情報を共有したい方、 お気楽にどうぞ! いつか遠距離介護に...、という予備軍の方も大歓迎です。
▼新型コロナの影響、会員からの投稿をシェア 1
2020/05/12
先月のメルマガ「パオッコ通信」
【新型コロナの影響】
いま、皆さんは、離れて暮らす親とのことで何に悩み、どのような課題と向き合っておられますか。もしよかったら、おしえてください。
パオッコからの問いかけに投稿をいただきました。
*みなさまからの投稿を引き続き募集しています。
宛先:info@paokko.org 件名;「コロナの影響」
コロナの影響1
私の母(91歳)の場合は介護崩壊ではないのですが、いつも行っていたサロンが“コロナ閉館”になってしまい、毎日が日曜日状態。
なので、曜日の認識がずれてきて、日常生活にだんだん不具合が出てきている様子が、ケアマネさんからの連絡で分かります。
高齢者になると、「今日は○月〇日だからコレをする日」という過ごし方はなくなり、「今日は〇曜日、だからサロンに行く日」とか「○曜日はゴミ出しの日」というように曜日で毎日を過ごしていくんですね。しかし今の母は、「今日は△をする日」がありません。サロンのコロナ閉館で曜日感覚がずれてしまいそうな母は、ちょっとした混乱の中にいます。
(女性60代)
コロナの影響2
岡山県倉敷市に住んでいる64歳、女性です。
実家は隣県、高速道路で約1時間40分一般道路で約2時間30分かかります。姉が兵庫県に住んでいますが、持病があったり、車の運転をしないので、両親のことを全面的に私がみています。
実家では95歳の父が4年前から独居生活をしています。
94歳の母は歩行困難で軽度の認知症があり、実家近くの施設(車で10分程)でお世話になり、2週間に1度面会しています。年に3回程、実家に2泊で外泊をいていますが、施設に戻りたくないとかなり抵抗があり、施設に送っていく時は辛くて精神的に参ってしまいます。
今はコロナの影響で面会ができず、2週間に1回くらい、施設に電話をして声での面会をしています。
面会に行く度に「さあ、帰ろう」と言うので「今日は無理だから、この次に…」と騙すような格好で別れる度に、切なさで胸が熱くなります。現在はコロナのため、面会に行けないことでほっとしている気持ちが正直あります。
実家にも、2週間毎に2泊3日で夫と帰り、買い物や通院の手伝いをしています。父は姿勢も良く、残歯が10本、スマホの間違い探しゲームをしたり、と至って元気で認知症はありません。自分でご飯を炊いたり、味噌汁を作る事はしています。
2週間困らないように、私が食事を作り置きしたり、スーパーやコンビニですぐ食べられる物を購入して冷凍しています。時には宅配便で食料品を送ることもあります。
近くに頼る人は居らず、父が1人の生活は寂しく、話をする事もないので、1日に最低4回(9時、13時、16時、17時)電話をかけて安否確認をしています。
昨年の春から毎月1週間程度、私の家に来て過ごしています。
この度緊急事態宣言が出され、県外を跨ぐ外出は控える様に言われていますが、放っておく訳にはいきません。私の家に来ている間は安心ですが、送っていく時は、また1人の生活なんだ……、と切なくなります。
私の家に来て一緒に住む事も考えますが、母が元気で施設にいるので、父はまだ実家で過ごしたいと言っています。
(女性60代)
コロナの影響3
実家の担当地域包括支援センターの職員は、東京から帰省した人と接触すると2週間高齢者宅訪問ができなくなるそうです。
緊急事態宣言を受け帰省をあきらめ、予定していた母の定期健診の付き添いはできません。
90歳の高齢者なので、院内にひとり長くとどまらなくて済むよう病院に電話で相談したところ、精算や薬の受け取りがスムーズにできるよう配慮してくださるとのことで大変ありがたかったです。
なお、電話診察も提案されましたが、耳が遠くこの対応はできず。
また、薬局に薬の配達をお願いしましたが、やっていないとのこと。
耳が遠く直接確認できないので、翌日、病院に電話し次回予約がとれていたのを確認でき安心しました。
ただ通常2ヵ月先の予約なのですが、新型コロナの影響でしょうか、3か月先になっていました。
(男性60代)
コロナの影響4
昨秋父が亡くなり、その後母は体調がすぐれず、日々不安定な状況です。
幸運な事に近居の姉が毎日仕事後に状況を見に行ってくれ、弟夫婦も1回/2週間に立ち寄ってくれています。
母の気を紛らわしたり、状況を確認する方法として 2種類のグループラインを作りました。
- 母、姉家族(4名)、弟夫婦、私たち夫婦 計9名
これで一人暮らしをしている孫達の状況も把握できる。
- 女性だけのグループ 計4名
朝・夜寝る前にスタンプで安全確認。
花が咲いたとかなんでも投稿。
さらに、テクノロジー?導入……。
一人で長時間いることになり、夜等不安になるのを少しでも改善できるように2点導入。
1.グーグルミニ
2.コウペン(ペンギン)ちゃんぬいぐるみ
こちらが話しかけなくてもたまに話しかけてくれる
会話がちぐはぐになるところも笑える。5月からはネットに繋ぐ予定です。
(女性50代)
▼新型コロナの影響をおしえてください(パオッコ通信より)
2020/04/26
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□■□ NPO法人パオッコ「遠距離介護コミュニティ」
■□月刊「パオッコ通信」http://paokko.org/
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+■□vol.117☆2020.04.26
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【新型コロナの影響をおしえてください】 ……………………………☆
パオッコの理念は「ひとりの経験はきっとみんなの役に立つ」です
☆いま、皆さんは、離れて暮らす親とのことで何に悩み、
どのような課題と向き合っておられますか。
もしよかったら、おしえてください。
<パオッコへの投稿お願い>
・離れて暮らす親とのことでの悩み(会えない不安、親が寂しがっているなど……)
・親は通常通り介護サービスを利用できているか
・親は通常通り診察、薬の処方を受けているか
・不要不急ではなく「重要至急」なので帰省しているという体験(配慮していること、親や周囲の状況など……)
・コロナでのさまざまな課題を解決するためにおこなっていること
・パオッコ会員にお勧めしたいこと
など……
文字数は自由です(もし可能なら性別と年齢を教えてください)。
個別のご相談には対応できませんが、必ず、今後の活動の参考にさせていただきます。
※ご投稿は匿名でパオッコ通信、パオッコウェブサイトなどで公表させていただく場合がございます。
※ご記入いただいたすべての個人情報は厳重に管理します。
※パオッコの判断で、ご投稿原稿の整理・手直しをさせていただく場合がございます(原則ご連絡はいたしません)。
☆お待ちしております。
宛先:info@paokko.org <件名;「コロナの影響」でお願いします>
【役立つコラム】 ……………………………☆
●介護で同居「呼び寄せ」「実家に戻る」
満足!後悔? 事例集
パオッコ理事長の太田差惠子が寄稿しました。
新型コロナが落ち着いたあとのご参考に。
【事例1】
親を呼び寄せて上手くいった ― 今のところ満足しています
【事例2】
親を呼び寄せて上手くいかなかった ― 「帰りたい」を連発
【事例3】
子どもが実家に戻って上手くいった ― 単身戻り、看取りました
【事例4】
子どもが実家に戻って上手くいかなかった ― 母娘の関係がギクシャク
↓続きはコチラから↓
https://www.my-kaigo.com/pub/individual/chiebukuro/enkyori_kaigo/
(他団体サイト:MY介護の広場(明治安田生命グループ))
【あとがき】 ……………………………☆
日本全国、いえ世界中で、「いつ、終わるのかな」という会話がなされていることと思います。
遠距離介護では、もともと1,2か月は親とは会わないことが一般的です。
ですが、それは地元のサービス体制が整っている前提。
長期化すると……。「介護崩壊」という言葉も聞こえてきます。
とはいえ、発症2日前から感染させる可能性があるといわれると……。
なかなか帰省できません。
解決策が見つかりませんが、皆さま、どうされていますか (*^^)v
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□ ご友人などへの転送歓迎します。
引用、転載される場合、出典月刊「パオッコ通信」と明記してください。
なお、掲載媒体を送信・通知していただけると幸いです。
□ ご意見やお問い合わせは、このメールではなく
mailto:info@paokko.org (パオッコ事務局)宛にお願いいたします。
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NPO法人パオッコ ?離れて暮らす親のケアを考える会?
mailto:info@paokko.org http://paokko.org/
月刊「パオッコ通信」vol.117☆2020. 04.26━━━━━━━━
▼「遠距離介護で自滅しない選択」を出版!
2019/12/13
「遠距離介護で自滅しない選択」(太田差惠子、日本経済新聞出版社)
多くの子(子と言っても中高年)の「ココロの声」です。
「高齢の親を1人にしておくのは親不孝なのでは……」
「いつかは自分が仕事を辞めて、親元に帰らざるをえなくなるのでは……」
「自分だって若くない。通いがつらい」
「『この家で死ぬ』と言うが施設に移って欲しい……」
これまで出会った遠距離介護を行う人々の生の声を多数再現しました。
そして、25年以上の取材、NPO活動だからこそ見えてきた、「最終的にどうなる?」までを書きました。
「現時点」だけでなく、5年後、10年後……、看取り期までの見通しです。
中・長期的な体制づくりや子の役割について参考にしていただけると思います。
老親と離れて暮らすことは「罪」ではありません。
「遠距離介護」は罪滅ぼしではありません。
できるところまでにしませんか?
割り切りませんか?
あなたが笑顔でなければ、周囲を笑顔にすることなどできません。
1章 「同居しなくても介護できる?」――8人のケースより
2章 離れて暮らし続ける「心構え」
3章 「自分の暮らし」を守り抜くコツ
4章 遠距離介護にかかるお金は「親の懐」から
5章 賢く「施設」を利用する
6章 「最期」の向き合い方
▼「なにしろ、親のごはんが気になるもので」
2019/06/18
こんな新刊をいただきました!
「なにしろ、親のごはんが気になるもので。 栄養バランスを考えた冷凍おかずの詰め合わせ」
(家の光協会 1300円+税)
著者の金子文恵さんは3年前から札幌への遠距離介護をされています。
月に1週間を札幌で。
あまりおかずを食べなくなった父親に冷凍おかずを作り始めました。
最初は、主菜と副菜をそれぞれ単品で作り置き。
でも、なぜかなかなか食べてくれない……。
そんなとき、友人から「組み合わせることが難しくて選べないのでは?」と助言されたそう。
そして、主菜にいくつかの副菜を組み合わせてお弁当のように1つの容器に詰めた「冷凍おかずセット」を作ったのだとか。
これが大正解!
一時期は50kgを下回った父親の体重は、60kgを超えるまでに回復して一安心だとか。
本書には、おいしそうな写真がいっぱい!レシピの文字も大き目で読みやすい!
遠距離介護先での作り置き料理の参考にしてはどうでしょう。
金子さんは「遠距離介護と冷凍おかず」のレッスンもされているそうです。
7月6日に出版イベントと料理講座が開催されます!