スタッフブログ
離れて暮らす親のケアにかかわるパオッコスタッフの日常とつぶやき、
そして遠距離介護に役立つ情報などをお届けします。
▼祝!パオッコ ウェブ リニューアルオープン
2008/09/30
こんにちは、シルヴィアです。
パオッコのウェブがリニューアルされました!
遠距離介護のストレスもしばし癒される明るいウェブに生まれ変わり、とてもうれしいです(^_^)
尽力してくださったウェブデザイナーさんに感謝。
これからもウェブの充実をめざしてがんばります。どうぞよろしくお願いします。
リニューアルに先んじて、メールマガジンを始めています。月に一回の発行で、HPから登録無料。遠距離介護に役立つ情報が詰まっています。是非、ご利用下さい。携帯電話でもキレイに受信可能です。
10月に東京、大阪で開催で開催される遠距離介護セミナーも参加受付中です。
タグ: パオッコの活動
▼遠距離介護セミナーのお知らせ
2008/09/25
シルヴィアです。
パオッコ主催の遠距離介護セミナーが近づいてきました。準備も着々と進んでいます。(^^;)
今回は、働きながらの遠距離介護を考えます。
働くといっても色々な形があり、正社員で働く、パートや派遣で働く、自営業、主婦、などなど。何れにせよ遠くに離れた親のケアが自分の生活に入ってくるとバランスをとるのが難しいことがよくありますよね。個々が抱えている状況は様々ですが、お悩みや不安を軽くするヒントになるセミナーになると良いなと思っています。
多くの方々の参加をお待ちしています。
<2008年秋 遠距離介護セミナー>
テーマ: 働きながら故郷の親を介護する
東京会場
日程:2008年10月5日(日)13:30?16:30
会場:女性と仕事の未来館 4Fホール
大阪会場
日程:2008年10月19日(日)13:30?16:30
会場:大阪NPOプラザ 3Fホール
参加費無料。詳しくはパオッコHPをご覧ください。
タグ: パオッコの活動
▼バレエ ”ジゼル”
2008/09/17
シルヴィアです。昨夜は夫と一緒に東京バレエ団のジゼルを観て来ました。
バレエは私の大切な趣味のひとつです。
主演の小出領子さんは初役と思えないほどピュアで可愛くて清楚な村娘、そして精霊(ウィリー)になったジゼルを好演。相手役はパリオペラ座のエトワール、マニュエル ルグリさん。高慢でプレイボーイの貴族のアルブレヒトが、死んでウィリーとして現れたジゼルの無償の愛によって真の愛に目覚めるという役で、観客(私)は彼の世界に陶酔。
他の出演者も熱演で、素晴らしい舞台でした。夫も大満足してくれて、S席を奮発した甲斐があったというもの。 ?¥(^o^)/
大好きなマニュエル。昨日の舞台でもしかして怪我?と思うことがありファンとしては心配ですが、彼のバレエは私を笑顔にしてくれます。凹んだ時や疲れた時も、ユンケル以上の効果。夫も私がバレエで機嫌良くしているのは嬉しいみたいです。
☆⌒(*^-°)v Merci, Manuel!!Merci, Ballet!!
いつもはDVDでガン見しているけど、やっぱり生は良いですね? マニュエルの輝くオーラシャワーを一身に浴びて今日も元気に過ごせました☆☆☆
タグ: 趣味、
▼車いすで浴衣
2008/09/16
世間で流行るというブログ、懐古趣味の私も参加してみんとて、おずおずと……カナコです。
東京都在住の40代、読書とパズルが好きな、自称(←ひとから言われる前に)ダメ長女。西日本にいる両親の2人暮らしを心配する一方、たまには隣県の施設にいる義母を訪ねるこのごろ。
大腿骨骨折後に認知症らしき症状の出はじめた義母は今、自分の息子の認識もおぼつかない様子ですが、車いすで穏やかに過ごしています。
今月はじめ、施設でお祭りがありました。日ごろから、お花見やら園芸教室、おやつバイキングなどなど、おりおりに楽しい行事を企画してくださっているのですが、なかでもこのお祭りは広く家族も招待してにぎやかな催しになります。職員のかたたちが浴衣姿で雰囲気を盛り上げ、希望すれば利用者本人にもボランティアのかたが浴衣を着付けしてくださるのがうれしい。
車いすの義母は去年のお祭りのとき、背中でなく前で帯を結んでもらっていました。背もたれで帯がつぶれることもなく、ちょっとかわいい感じ。
頻繁に面会しないので、せめてノリのいいところを見せようと、今年もまた義母に着せてもらう浴衣一式を事前に施設にお預けしました。そのうえ、「奥さんもぜひ浴衣でどうぞ」の言葉をまにうけて、私も何年かぶりに浴衣、着ましたとも。
車に乗るのに、車いすで浴衣のときの着こなしが参考になりました。まあ、前で帯を結んだまま乗って、降りたら背中に回せばいいんですけど、今回は、「貝の口」結びを試したのです。雑誌『かいごの学校』去年の7月号だったかで、楽に着られる浴衣、帯のリフォームのアイデアを見て、「これはいい!」と思っていたので。「作り帯」を用意まではしていませんでしたが、車の座席でも背中がごろごろしなくてよかった。
義兄と夫と私の3人でそろって参加したお祭り。前回の面会時もでしたが、あれこれ話しかけても義母からはひとことも返事なし。「いつもまわりの人たちとなごやかにしているんだから、いいよね?」「小さい子を見かけると、ぱあっと笑ってたし」「いっぱい食べてたね」と慰め合って帰る3人なのでした。
この施設が義母の「終(つい)のすみか」とはなりえないことを承知で、現状ではできるだけ長くここで過ごさせてもらいたいと願っています。でも、先のことを考えて何か手を打っておかなくては……。
◇最近の読書から。ロンドン郊外の小さな老人ホームに母を訪ねる主人公の心中。言葉の通じない母と過ごす時間よりも、別れぎわのほうがつらい。
「自分は母を裏切っている、母を人生の残骸の中に放置して豊かな日常のほうへ、自分自身の人生の秘蔵庫のほうへ忍び足で逃げ去っているという気がしてならないのはこの瞬間である。そうした罪悪感にもかかわらず、老人たちの住まいに背を向けて歩み去り、車のキーをポケットから取り出すとき、気分がわずかに高揚して足取りも軽くなることは否定できない。自分は、母のものではありえない自由を手にしようとしているのだ。」
――イアン・マキューアン『土曜日』(小山太一訳、新潮社クレストブックス、2007年)より
▼後期高齢者医療制度の対応されていますか?
2008/09/10
後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の保険料は、4月から個別に計算し、個別に年金から天引きされるということでスタートしました。
ところが、8月から、一部の人は保険料の口座振替が可能になり、妻の分も夫の口座から天引きすることも可能になりました。
ところがところが、今度はそれを原則にするように改正を検討しているそうです。つまり夫婦の保険料を世帯合算(世帯を基準に計算)。・・これは今検討課題にあがったところなのだそうです。
これだけクルクル保険料の取り方が変れば国民は混乱するのは当たり前です。本当に何とかしてほしいものですが、ヤレヤレですね。
そうそう、この8月から始まった制度はみなさんの親は対応されていますか?
説明が難しいので、誤解を恐れずに簡単に言うと(本当に簡単に)、
後期高齢者医療制度の保険料は、社会保険料控除の対象となります。
で、夫の分は夫の年金から、妻の分は妻の年金から保険料を控除された場合、夫の保険料は夫の社会保険料控除対象になり、妻の保険料は妻の社会保険料控除の対象と別々になる。ここで、妻の年金が安い場合はそもそも税金がかからない(年金控除+基礎控除で158万円までの年金には税金がかかりません)ので、幾ら社会保険料控除額があっても、最初から税金は変らずゼロだから意味がない。
しかし、夫の年金が多額で年金に税金がかかっている&妻の年金が少額で税金がかからない場合、妻の保険料を夫の口座からの口座引き落としができる人はそうしたほうが、夫の税金が夫の社会保険料控除と妻の社会保険料控除、両方使えるので有利になる可能性が高い。 ということ。
なんだそうですが、実家にいらっしゃるお父さんお母さん、若い人でも頭か帰る面倒くさい事、おわかりになっているでしょうか?すこしヘルプしてあげたらいいかもしれません。