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スタッフブログ

離れて暮らす親のケアにかかわるパオッコスタッフの日常とつぶやき、
そして遠距離介護に役立つ情報などをお届けします。

▼5月14日サロン、お休みのお知らせとお詫び

2011/04/30

毎月開催しているパオッコサロン。

次回は5月14日(土)の予定でしたが、どうしても都合がつかなくなりお休みさせていただきます。

参加をご予定くださっていた皆さま、お詫び申し上げます。

6月11日は開催予定です。皆さまにお会いできるのを楽しみにしております!

パオッコ事務局

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パオッコの活動

▼4月8日(土)のパオッコサロン

2011/04/13

まだ余震の続く中、4名でのサロンとなりました。
おひとりは宮城県にご実家があるとのこと。
一般車両が通行可能になった後に、バスで宮城入りし2週間滞在。東京に戻ったばかりとのことでした。
最初の1週間は「電話」もつながらなかったそうです。
親族一同が宮城におられ、自分だけが東京。

「離れていると、なにもできないもどかしさを感じました」と。
「向こうで燃料を節約しなきゃいけないと思ってストーブをつけないでいたら、風邪をひいてしまいました。
母に『いいのよ、使って』と言われて…」と自嘲気味に話されました。

実家が横浜という男性(東京在住)も初参加。
「東京と横浜と近いにもかかわらず、地震のときに夜11時まで電話がつながらず心配だった」と。

離れて暮らす家族。その「安全」が確認できるまで「心配でなにもできない」という意見で一致。

「今回の震災はとてつもなく大きいが、日本ではさまざまな災害で、小規模な停電や浸水はしょっちゅう起こっている」という男性も。
彼の出身地では、今年の正月は停電だったそうです。

サロンの前に、過去の新潟県の震災で実家が倒壊したという女性にも話を聞きました。
そのときは飛行機は飛んでいたし、すぐにむかえにいって、連れて帰ってきたと。
しかし、一時的避難と違って戻る家がないということは、これからどうするか、ということになります。

離れて暮らすということは、向こうの状況が見えないから不安が増大することといえるのでしょう。
だからこそ、海外での報道が実際以上に大きく流れ、外国人が日本にやってこない。

「むかし、僕がインドに旅行に行ってたとき、向こうで地震が起きたことがあるんです。
インドは広いし、一部の地域のことだと気にしてなかったのですが、
日本の親は大慌てで大使館にまで連絡していた、というようなことがありました」という声も。

長期化しそうです。
家族のこと、仕事のこと…、暮らしのこと…、それぞれが振り返らざるをえない状況だといえるでしょう。

次回サロンは5月14日(土)です。お待ちしております!(太田)

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パオッコの活動

▼風評被害を打ち消したい

2011/04/09

原発事故の被災地や周辺自治体では、農産品も売れなくなる風評被害が起きています。心が痛いです。

事故から派生する2次被害、3次被害を防ぐため、私はこのような地域からの農産品を積極的に購入、消費しようと思っています。個人レベルで買う量なんかたかだか知れていますが、食べることで応援の気持ちを表明したいです。

基準値を超える物は市場に出ないし、もし不安ならよく洗えば良いと聞きました。
おととい、栃木産のとちおとめを食べました。粒が大きくてとてもおいしかったです。このようにすばらしい商品に不当な評価がつくなんて、怒りを感じます。

これから放射性物質や放射線とは残念ながら長いおつきあいになるのですから、私たちは正しい情報と知識を得て国民が助け合って暮らしていかなければならないと、昨日は友人と語り合いました。

いま、世界では原発の影響で日本産のものを敬遠する空気が広がっています。農産物だけでなく、工業品も。九州産のものも日本産ですから、危ないって言われる。とても理不尽に思います。

日本の中の福島は世界の中の日本の縮図。福島やその周辺を応援することは大きく言えば日本を応援すること。日本に対する風評被害ともみんなで戦っていかなければなりません。何が危険で何が安心かを広報するのは政府の重要な役割ですが、個人レベルでも正しい消費行動をとることで、何もかもが危ないわけではないということを発信する助けになったら良いと思います。  (シルヴィア)

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▼被災地の親を呼び寄せる動き

2011/04/04

震災の後、離れて暮らす子世代が被災地の親を呼び寄せる動きが広がっているそうです。注意点をまとめた日経の記事をリンクします。参考にどうぞ。
被災地の老親を呼び寄せるには 介護サービス、手続きを(日本経済新聞)

呼び寄せてうまくいくケース、うまくいかないケース、呼び寄せはできないケース。色々あるようです。

福島県いわき市の親を東京に呼び寄せたものの、親はしばらく滞在したのち「やっぱり家に帰る」と言って帰ってしまったという話をネットで読みました。各々の生活があり、気持ちがあり。どれが正解ということは言えないですよね。

このたいへんな状況の中、みなさんがそれぞれの事情を乗り越えて、平安を取り戻せるように願っています。

(シルヴィア)

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