スタッフブログ
離れて暮らす親のケアにかかわるパオッコスタッフの日常とつぶやき、
そして遠距離介護に役立つ情報などをお届けします。
▼2013遠距離介護セミナー<東京> 大盛会に終了しました
2013/11/04
今年度も「遠距離介護セミナー」を開催!
テーマは『在宅?施設?離れて暮らす親の介護場所を考える』です。
2013年10月20日 (日) 東京品川で開催しました。
あいにくの雨天のなか、100名以上が参加くださいました。
会場全体で、遠距離に暮らす親の介護場所について考えました。
専門家と共に、実際に親の施設介護を選んでいる体験者が2名登壇。
親はサービス利用や施設入居を拒否するケースが多々あります。
参加者からも、「どうやって、親を説得すればいいのですか」という質問があがりました。
「最初は嫌がりました。見守って、ほんとうに大変になったとき、親も納得しました」
「介護の専門職に味方になってもらうのがいいんじゃないでしょうか」
また、子が親の施設入居を選択するときの「罪悪感」についても話しが及びました。
「要介護で在宅、しかもひとり暮らしのケースでは、危険と隣り合わせです。それでも、在宅が良くて、施設が悪いといえるのでしょうか」
「親と子それぞれが、『施設を選ぶ』ための『納得の手続き』が必要なのでは。焦らないことが大切」との意見も。
正解のない難しいテーマですが、会場からは『悩んでいるのは自分だけじゃなかったんだ』という安堵の声が聞かれました。3時間半と長丁場のセミナーですが、瞬く間に過ぎ、充実した時間となりました。「生の声」と「本音」がいっぱい…。
雨天のなか、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
11月10日は大阪会場で皆さまとお会いできるのを楽しみにしています。