遠距離介護コミュニティ

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スタッフブログ

離れて暮らす親のケアにかかわるパオッコスタッフの日常とつぶやき、
そして遠距離介護に役立つ情報などをお届けします。

▼フランス発 認知症ケア 「ユマニチュード」

2013/10/30

長?い夏が終わったと思ったら、次々と台風がきたり、大災害がおこったり。
爽やかな秋とはなかなか言えません。
天候不順で体調を崩している人が多いと聞きます。
みなさまお体ご自愛ください。

さて、最近、「ユマニチュード」という単語を時々目にするようになりました。

フランスで行われている認知症ケアのメソッドです。
医療職向けですが、専門職でない介護家族にも役に立つメソッドだと思います。

私がユマニチュードを知ったのは9月の初め。個人の尊厳を大切にする方法に共感しました。それ以来、介護帰省で父に会うとき、これを実践するように特に心がけています。父の生活に少しでもポジティブで明るい空気を送り込めたら良いなと思います。

興味のある方、
ユマニチュードを紹介する記事は

NHK解説委員室 くらし☆解説 「フランス発”魔法”のような認知症ケア」
毎日新聞 <認知症ケア>仏発祥「ユマニチュード」 優しさ伝える介護

探せば他にもいろいろとありそうです。

(シルヴィア)

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▼帝人の介護休職730日!! うらやましい?

2013/06/12

父がまだ自宅で一人暮らしていたとき、週末に私はかなり頻繁に帰省していたのですが、職場のほとんどの人には介護で帰省しているとは言えませんでした。30代中心の職場で(私も30代でした)、言えるような雰囲気でもなく。

休暇をとるのは比較的自由だったので、週末の休みに時々は有給休暇をつけたりしてやりくりしていましたが、かなり苦しかったです。

ある日の職場での会話:

同僚 「週末はどうするの?」
私  「実家に帰るよ。」
同僚 「いいね、ゆっくりしてきて。実家は寛ぐよね。」
私  「そうだね。。。。」
私の心の叫び 「実家に行ったらもっとたいへん、実家で寛いでみたい。。」

単に自分が僻んでいただけなのですが、ちょっと寂しかった記憶。

そんな中でも、直属のアメリカ人の上司にだけは親の面倒をみていると話していました。上司が介護のことを知ってくれていると思っただけでも少し心が軽くなったように思いました。

上司もアメリカに高齢の両親がいて、アメリカ出張の折にはできるだけ実家に立ち寄っているようでした。時々オフィスにご両親から電話がかかってきて、お父様は耳が悪かったので上司の電話の声がつい大声になっていたり。電話が終わった後、「ハァ?」と言いながらコーヒーを入れに行く後ろ姿に哀愁漂っていました。

どこの国も子の悩みは似たようなものなのですね。

こんなことを思い出したのは、東洋経済オンラインの記事を読んだから。

帝人が「介護休職730日」を導入した理由

大企業、帝人のダイバーシティ(多様性)推進の取り組みです。

730日の介護休暇を、それもバラで取れるとは。
すばらしい!
現実がわかってますね!!

まだまだ日本の中の一握りの恵まれた会社の取り組みだと思いますが、このような企業が増え、それが社会に浸透し、中小企業や個人事業主にも拡がり、誰でもが「本日介護のためお休みします。」と普通に言えるようになっていって欲しいです。

シルヴィア

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▼フランス的胃ろうの考え方

2013/04/13

ネットで新聞を読んでいたら、とても刺激を受ける記事がありました。

筋金入りの個人主義の国フランス。
その国の胃ろう、がん緩和ケア、終末期ケアについて読売新聞の取材記事。

個人の尊厳を第一にするフランス人の考え方に共感し、目が開きました。

胃ろうはパオッコの集まりでもよく話題に上ることで、多くの方が苦悩する問題です。参考になればと、ご紹介します。

フランス終末期医療の記事は(1)?(5)までアップしてありました。
(1)と(2)は胃ろうについて、(3)?(5)は終末期緩和ケアについての記事です。

リンクを貼っておきます。
記事はまず(1)から>>>

(シルヴィア)

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▼3月の帰省は多忙でした その3

2013/03/24

短期間にあれこれやらなければならない介護帰省。
ホッとするひと時は実家の庭にいるときです。

庭には冬の寒さを乗り越えて、日本スイセンとスミレが咲いていました。
芳しい春の香り。

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去年私が庭の手入れがほとんどできず、スミレはほかの雑草の勢いに負けて株がかなり減ってしまいましたが、それでもけなげに留守番をしてくれています。スイセンは凛とした立ち姿で美しく咲いていました。

写真を撮っていたら、叔母が蒸かしたさつまいもを持ってきてくれました。お礼にスイセンを切り花にしてプレゼント。ついでにもう少し切り花にして家にも飾りました。家の中に広がる甘美な香り。ほんとのアロマテラピー。東京のマンション暮らしでは味わえない庭を持つ醍醐味を堪能しました。庭って素敵!

次回の帰省は4月後半になりそう。連休もかけていくので、少しだけ長居できそうです。気候の良い時なので、父と散歩なんか良いんじゃないかと思っています。

(シルヴィア)

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▼3月の帰省は多忙でした その2

2013/03/24

誕生日に次ぐ重要イベントは父の分の税務申告。

e-taxでも良いんですが、申告時期が父の誕生日と重なっており必ず帰省しているのでアナログが可能なのです。時間とエネルギーを使って税務署に出向くことで、気を抜くとうやむやになりそうになる父と自分のお金の線引きを再確認する、こちらも一年に一度の良い機会となっています。

その他、いつもやっているような家の掃除、庭の手入れ、お墓の掃除、ちょっとした用事などなど。けっこう時間をとられました。

父のこととは別に、今回は叔父(父の弟)夫婦のipadデビューに遭遇する。遠くに住んでいる息子(私の従弟)がスカイプ目的でipadとwifiルーターを送ってきたのです。

叔父夫婦は鉄板アナログ夫婦。ipadを前に何が何だかわからないようで。当たり前です。

そこで、私が即席インストラクターとなりました。でもそんなに簡単に自立して出来るようになるわけなく。数時間じゃ無理でしょう(2日通いましたが)。とりあえずipadの使い方の本で自習してもらっています。次回の帰省時にはもうちょっとフォローアップして二人がネットをスイスイ扱えるようになってくれるといいな。とりあえず今のところスカイプは出来ているので支障はないらしいです。

アナログ夫婦がデジタル夫婦に華麗な変身を遂げるのか、興味深々、全力応援します。

その3につづく

(シルヴィア)

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▼3月の帰省は多忙でした その1

2013/03/24

あっという間に桜が咲きました。急に春になった感じですね。

私はまだ最低気温がマイナス何度と言っていた3月の上旬に介護帰省でした。今回はやることがたくさんあってかなり多忙でした。

まずは特養へ行き、父に面会。インフルエンザ流行の時に電話で話した看護師さんにお会いして、看護のお礼を言い、そして、スタッフのみなさまにも感謝を伝えました。私が行ったときには既に終息していて、いつも冷静な看護師さんのホッとした表情が印象的でした。落ち着くまで緊張されていたのでしょう。父はインフルエンザの影響で歩行リハビリをやっていなかったので、歩行は微妙。でも食欲もあり元気です。

今回の最重要イベントは父の誕生日。一年に一度の大切な日を一緒に祝いました。

今年はケーキではなく、チーズプリンを用意。お店で見たら、とてもおいしそうだったので。写真では美味しそうに見えませんが、美味しかったです。一緒に写っている高野のフルーツゼリーは父の好物。私からの誕生日プレゼントです。

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もうひとつのプレゼントはボーダー柄のシャツ。ちょっと派手かしら。でも、最近の日焼けしていない色白肌の父に似あいそう。

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特養の担当職員の方からはモイスチャライザーとミントティーをいただきました。
乾燥肌対策とスッキリ対策用かと。ピンポイントで実用的なプレゼント。ありがとうございます!因みに昨年はクッションをいただきました。毎年誕生日にはプレゼントをいただいています。

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その2につづく

(シルヴィア)

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遠距離介護の実践

▼インフルエンザ流行る

2013/02/24

毎日寒い日が続いています。

父のいる特養でインフルエンザが出ました。
施設あげてあんなに気をつけていたのに。。。
予防接種もほぼ全員受けているはずなのに。。。

残念。

外出された特養利用者の方が外でもらってしまい、拡がりました。
職員の努力の甲斐なく、抑え込めなかったようです。

数日前の夜、特養ナースから電話がありました。

父がいる4人部屋でも流行ってしまい、父も熱が少し上がってきて、インフルエンザの疑いが強いので検査はしていないけれど、特養往診内科医がタミフルを使用すべきと指導があったということ。私に報告というか、同意を求める内容でした。

父はタミフルを使い、どうやら症状は落ち着いている様子。
3月初旬には私が帰省するので、その時までには元気ハツラツになっていてもらいたいです。

ナースによれば、特養のほとんどの罹患者はたいした高熱は出ずに落ち着いたけれども、数名は高熱がでたそうです。今年のインフルエンザは強力とのことでした。

それにしても、特養のナースのお仕事の大変さを再確認。

電話があった時、ちょうど私は外出中で携帯電話に出られない場所いて、すぐに話が出来ませんでした。自宅にも電話があったので、急ぎの電話だったと判断。夜10時半近くで、ちょっと躊躇しましたが、特養に電話を入れました。夜勤の職員ではなく、日勤のはずのナースが電話に出ました。

特養利用者の健康を守るナース。責任のある重要なお仕事です。夜遅くまで真摯に職務に取り組んでいらっしゃり、本当に頭がさがります。

父の他にもインフル患者が何人かいたようですから、ナースにとって、夜勤の職員にとって悪夢の夜だったことでしょう。

とにかく特養のインフルエンザが早く収束することを祈ります。

父は特養でたくさんの人に護っていただいています。ひたすら感謝。
本当に本当にありがとうございます。

(シルヴィア)

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遠距離介護の実践

▼2013 新春

2013/01/03

明けましておめでとうございます。

2013年の皆様のご健康とご多幸をお祈りしています。

今年もパオッコをどうぞよろしくお願いします。

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▼2012私の遠距離介護振り返って、教訓は健康第一

2012/12/31

大晦日の東京。
いつもの混雑がウソのように静かです。とにかく人が少ない!
ということは、故郷が賑わっているんですね。

私は先週は法事を兼ねた今年最後の介護帰省に行ってきて、年越しは東京です。

2012自分の遠距離介護を振り返れば、東京と父の許を何度も往復。

父は体調不良やアクシデントからその都度回復し、元気に年が越せそうです。特養の職員のみなさまには本当に良くしていただき、感謝々々。

私自身は今年前半は腰痛に悩まされ、後半は体調不良からなかなか復活できなくて、 予定通りに介護帰省の日程がこなせないことがありました。毎年出席していた特養の敬老会は欠席、また、気候の良い時にやっていた父の日帰り帰宅も私都合でキャンセル。父には申し訳なかったです。

近所なら様子をちょっと見に行くということもできるけれど、飛行機に乗って数日かけて様子を見に行くので、こちらにもそれなりの準備と体力が必要。

自分が元気じゃないと自分が楽しめないことはもとより、思うような介護帰省などできないと痛感しました。

健康第一!!

来年は健康に留意して、明るく元気に過ごしたいと思います。そして、周囲の人のお力を借りながら、父と心の通う良い時間がたくさん持てたらいいなと思います。

今年もパオッコを通して、また、プライベートで、多くの方にお世話になりました。
ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。

みなさまが素晴らしい新年を迎えられますようにお祈りしています。

(シルヴィア)

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遠距離介護の実践

▼自宅で起こる事故に気をつけて

2012/08/20

7月に伯父(父の兄)が急死しました。
店舗を兼ねた自宅の階段から落ちて頭を強打。
打ちどころが悪かったようです。

家庭内の死亡事故が多いと聞いていたけれど、まさか。。。
想像できなかったけれど、現実に起こりました。

たしかにあの階段は狭くて急。若い私でも下りるのには慎重になるぐらい。

今までも伯父や伯母が階段から足を踏み外したという話は何回か聞いたけれど、これまで大事にならずに済んでいたのは単にラッキーだったのですね。

伯父はその事故までは元気で過ごしていて、伯父とのさよならはまだまだ先のことだと思っていたのに。。。本当に残念です。

自宅は慣れたところとはいえ、危険がいっぱい。

みなさまもどうぞ気をつけて。防ぐことが出来る悲しい事故が起こらないように。
よく家の中(親の家も含む)を点検してみてください。

(シルヴィア)

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