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離れて暮らす親のケアにかかわるパオッコスタッフの日常とつぶやき、
そして遠距離介護に役立つ情報などをお届けします。
▼パオッコ大掃除
2011/12/21
みなさま年の暮れとなりましたがいかがお過ごしですか?
本日はパオッコ大掃除でございます。出るわ出るわのごみの山。
やっぱり普段からの整理整頓は大切ですねえ。
ということで、本年はいろいろとお世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げます。
oketani
▼2011遠距離介護セミナー開催のおしらせ
2011/09/01
今年も11月に遠距離介護セミナーを開催します。
パオッコウェブのトップページでお知らせしましたが、セミナー専用ページがオープンするまでスタッフブログでプログラムをもう少し詳しくご紹介します。
参加申し込み受付は9月20日(火)から始まります。
トップページに専用バナーがアップされ、ウェブのメールフォームから申し込めるようになります。もうしばらくお待ちください。
今年のセミナーは題して
今日から役立つ知恵とコツ。離れて暮らす親の介護
東京は樋口恵子氏の基調講演、大阪は上野千鶴子氏の特別講演があります。
「お悩み軽減!遠距離介護アドバイストーク」では、地域医療も視野に入れたアドバイスをお伝えします。
<東京会場>
日時:2011年11月6日(日) 13:00?16:30
会場:コンベンションルーム AP品川 (品川駅より徒歩約3分)
プログラム:
1部 基調講演
「遠距離介護のこれから――大介護社会の家族と介護――」
樋口恵子氏(NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」理事長 パオッコ名誉会員)
遠くの老親を見守り、心の支えとなるまなざしこそ介護の基本です。
2部 お悩み軽減!遠距離介護アドバイストーク
「親を支える介護と医療」
医師やケアマネジャーが登壇!本音でトーク!
登壇者:
日本プライマリケア連合学会理事長/日本在宅医学会会長/北海道大学名誉教授
前沢政次 氏
ケアマネ経験が長く、長野県を中心に各種介護事業所を運営 岩澤 純 氏
基調講演につづいて特別登壇! 樋口恵子 氏
NPO法人パオッコ理事長 太田差惠子
[コーディネーター] 北海道大学名誉教授/パオッコ顧問 関 孝敏 氏
<大阪会場>
日時:2011年11月20日(日) 13:00?16:30
会場:コンベンションルーム「AP 梅田大阪」(大阪駅下車中央口より徒歩約5分)
プログラム:
1部 お悩み軽減!遠距離介護アドバイストーク
「親を支える介護と医療」
医師やケアマネジャーが登壇!本音でトーク!
登壇者:
医師/甲南女子大学教授(総合医療、地域医療が専門) 松浦尊麿 氏
居宅介護支援事業所「ケアリングみなと」でケアマネ業務などに奮闘中 白戸 望 氏
NPO法人パオッコ理事長 太田差惠子
[コーディネーター] 北海道大学名誉教授/パオッコ顧問 関 孝敏 氏
2部 特別講演
「おひとりさまの最期」
上野千鶴子氏(社会学者)
『おひとりさまの老後』の著者。実は、遠距離介護の体験者。
親の人生、子の人生。それぞれを大切にするには…?
主催:財団法人住友生命社会福祉事業団 NPO法人パオッコ
*入場無料です。
sasaki
▼お土産は東北のお菓子が大人気!
2011/06/09
震災以来、なんとなく頭がモヤっとしています。介護帰省で西日本に行く度に東日本との雰囲気の違いを感じ、またモヤっとなります。父は震災が起きたとはつゆしらず、それなりに元気。昔みたいに元気ハツラツだったら被災地支援について私に熱く語ってくれたかもしれないのにね。
そんな中、5月下旬に私はカナダ東部のオンタリオ州に行ってきました。オンタリオはトロント、オタワ、ナイアガラの滝などがある州です。
行きの成田空港免税店で東北のお菓子「かもめの玉子」(岩手) と「萩の月」(宮城)を見かけたので、早速お土産に購入。カナダの知人のみなさまに震災後の日本の様子を話して、東北魂こもったおいしいお菓子を一緒に食べました。
かもめの玉子 in オタワのダウンタウン
見た目がまったく玉子なので、カナダの人々は最初はみな恐る恐るかじっていましたが、一口食べたら笑顔があふれました。
「so yammy!!!!!(超おいしい)」
うちのおじいちゃんの100歳のお祝いにも紅白のかもめの玉子を送ったほどのかもめの玉子ファンの私。
さいとう製菓のお店と工場が津波で被災したと聞いた時はショックでしたが、被災直後から素晴らしい精神力を発揮して被災者にお菓子を配ったり、復興の先がけとなり人々を勇気づけている大船渡のお菓子屋さんの一層のファンになりました。
ちなみに白はホワイトチョコ、中は黄色い黄身餡。
萩の月ラズベリー添え
日本人には思いもつかないプレゼンテーションで食べました。甘酸っぱいベリーと好相性。
おばあちゃまから1歳の子まで、大人気を博しました。
カスタードクリームとスポンジだから、カナダ人も間違いなく好きな味と予想していたけど、予想以上に好かれました!「これはカナダで売ってないの?」と聞く人も。
輸出したら売れるんじゃないかな。
今回会ったカナダの人たちはみんな日本を心配してくれました。ありがたいことです。これまで日本に何の関心もなかった人も妙に日本に詳しくなっていたりして。今回の大震災はそれほど大きな衝撃を世界の人に与えたようです。 (シルヴィア)
sasaki
▼風評被害を打ち消したい
2011/04/09
原発事故の被災地や周辺自治体では、農産品も売れなくなる風評被害が起きています。心が痛いです。
事故から派生する2次被害、3次被害を防ぐため、私はこのような地域からの農産品を積極的に購入、消費しようと思っています。個人レベルで買う量なんかたかだか知れていますが、食べることで応援の気持ちを表明したいです。
基準値を超える物は市場に出ないし、もし不安ならよく洗えば良いと聞きました。
おととい、栃木産のとちおとめを食べました。粒が大きくてとてもおいしかったです。このようにすばらしい商品に不当な評価がつくなんて、怒りを感じます。
これから放射性物質や放射線とは残念ながら長いおつきあいになるのですから、私たちは正しい情報と知識を得て国民が助け合って暮らしていかなければならないと、昨日は友人と語り合いました。
いま、世界では原発の影響で日本産のものを敬遠する空気が広がっています。農産物だけでなく、工業品も。九州産のものも日本産ですから、危ないって言われる。とても理不尽に思います。
日本の中の福島は世界の中の日本の縮図。福島やその周辺を応援することは大きく言えば日本を応援すること。日本に対する風評被害ともみんなで戦っていかなければなりません。何が危険で何が安心かを広報するのは政府の重要な役割ですが、個人レベルでも正しい消費行動をとることで、何もかもが危ないわけではないということを発信する助けになったら良いと思います。 (シルヴィア)
sasaki
▼被災地の親を呼び寄せる動き
2011/04/04
震災の後、離れて暮らす子世代が被災地の親を呼び寄せる動きが広がっているそうです。注意点をまとめた日経の記事をリンクします。参考にどうぞ。
被災地の老親を呼び寄せるには 介護サービス、手続きを(日本経済新聞)
呼び寄せてうまくいくケース、うまくいかないケース、呼び寄せはできないケース。色々あるようです。
福島県いわき市の親を東京に呼び寄せたものの、親はしばらく滞在したのち「やっぱり家に帰る」と言って帰ってしまったという話をネットで読みました。各々の生活があり、気持ちがあり。どれが正解ということは言えないですよね。
このたいへんな状況の中、みなさんがそれぞれの事情を乗り越えて、平安を取り戻せるように願っています。
(シルヴィア)
sasaki
▼いま私たちに出来ること
2011/03/23
未曾有の大災害に直面している私たち。正しい知識・情報を得て、落ち着いて行動しましょう。首相官邸災害対策ページに各種の情報が出ています。
節電では、東京電力のサイトで今日の電力使用状況グラフがアップされています。毎時の電力消費量がグラフで示され、計画停電実施の有無もわかります。
義援金については色々なところで募金活動が展開されていますね。
「どこに寄付をしたら、どこにお金がいくのか」をまとめているブログがあります。少し情報が古いですが、寄付をする前に一読すると参考になります。
アフガニスタンでの街頭募金の様子をテレビで見ました。アフガンの人たちは自分たちが何十年もひどい目にあっていて、自分の生活も苦しいだろうに、日本に義援金を送ろうと募金箱にお金を入れてくれていました。ありがたくて、感激しました。 (シルヴィア)
sasaki
▼東北関東大震災
2011/03/19
東北関東大震災で被害に遭われた皆さま、またそれに伴う原発事故で避難されている皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。まだまだ困難が続くを思いますが、1日も早く元気と日常生活を取り戻すことができるよう心から応援しています!
地震と津波では気の遠くなるような数の行方不明の方が一人でも多く救助されますように、安否が家族友人の元に届くよう祈るばかりです。また、亡くなられた方も大勢いらっしゃいます。どんなに無念だったことでしょう。謹んでご冥福をお祈りします。
地震、津波、原発事故と次々にたいへんな事態が発生していて、国民一致団結力を合わさないとこの国難は簡単には乗り切れません。一人一人が自分に何ができるか真剣に向き合う時ですね。
大変な状況の中、寒波の中、救助救援復旧活動に携わっている方々、福島第一原発でまさに命を懸けて困難な復旧作業や放水作業に携わっている方々に感謝という言葉をいくら並べてもたりません。最大の感謝と最大の敬意を表したいと思います。
私は東京で日常を送りながら事態の推移を見守っています。
今の段階で自分に出来ることは徹底節電と義援金を送ることです。そして落ち着いて日々粛々と過ごすこと。
被災地以外にお住まいのみなさま、正確な情報を得てパニックを起こすことなく、被災地と被災者を支援していきましょう! (シルヴィア)
sasaki
▼2月12日(土)のパオッコサロン
2011/02/14
パオッコの太田です。こんにちは。
12日のサロンには、お天気の悪い中、連休中というのに、はじめての方が3名も来てくださいました。
みんな両親は2人暮らし。
実家が「島」という男性のご両親は、地元の小規模多機能型居宅介護*を利用。
(*小規模多機能型居宅介護」は、平成18年度の介護保険制度の改正により創設された地域密着型サービスの一つ。高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、「通所」を中心に、必要に応じて「訪問」や「宿泊」を組み合わせたサービスを、同じスタッフが一体的・継続的に提供するもの。((評判はいいのですが、経営上「赤字」になるケースが多く、あまり増えていないのが実情)
そこの小規模多機能には、看護師も在籍。
介護保険枠で、看護師が毎日訪問。血圧測定をしてくれるそうです。
うらやましいですね。
でも、「島」なので、帰省の交通費は10万ほどになるとか…。
介護保険とは別枠で、朝・昼・晩・両親とも配食サービスも利用されているそうです。(1人分1日1000円←安い!)
一方、親との確執(自分が幼少のころから)で、「介護帰省」が苦痛という方もいらっしゃいました。
同感する方も。
親子といっても、スムーズな関係ばかりとは限らない。
介護とは、それまでの親子関係があぶりだされます。
難しいテーマですね。
来てくださった方、ありがとうございました!
oota
▼香山リカさんのコラム
2011/02/10
遠距離介護セミナー・遠距離介護準備セミナーの特別講演に登壇いただいた香山リカさんのコラムが毎日新聞のウエブに掲載されています。
2月8日にアップされた記事は「遠距離介護に悩む人へ」。
リンクを貼っておきます。
http://mainichi.jp/life/health/kokoro/
sasaki
タグ: 遠距離介護
▼胃ろうについて考えさせられる記事
2010/09/16
口から物が食べられなくなった時は命の危機なわけですが、それの対処法のひとつはチューブで胃に直接栄養のある液体を入れる胃ろうです。
胃ろうについては賛否両論ありますね。
私は身内で胃ろうを選択した人、胃ろうしない選択をした人、両方いるので、その両方をある意味疑似体験させてもらいました。
どちらを選択しても生きるってたいへんなこと。
それより、死ぬって私が想像していたよりずっと大変なんだと理解しました。
医学が発達している今、そんなに簡単に死ねないことも多々あると知りました。
サンケイ新聞のウェブに胃ろうについて考えさせられる記事がありました。胃ろうを考えるって、死生観にもつながる深い問題なんですね。
記事はこちらから>>>
(シルヴィア)
sasaki