スタッフブログ
離れて暮らす親のケアにかかわるパオッコスタッフの日常とつぶやき、
そして遠距離介護に役立つ情報などをお届けします。
▼2010年1月9日パオッコサロン「親の介護サービスの拒否について考えよう」の様子
2010/01/10
こんにちは。中川です。
2010年1月9日(土)のパオッコサロンでは、
「親の介護サービスの拒否について考えよう」というテーマで、
男性4人、女性5人のご参加がありました。
みなさん、介護サービスを拒否される親御さんのために、
いろいろな工夫をされておられました。
東京から長野に、1人暮らしのお母さんのために遠距離介護をされている女性は、
親御さんのご自宅のトイレがとても汚くて困っておられました。
お母さんは認知症なのですが、
本人には病気であるという自覚がなく、
ヘルパーさんが掃除に入るということを
「私ができるのになんで?」と拒んでいらっしゃったそうです。
そこで彼女がとった方法は、話相手に来てもらったヘルパーさんに、
話の合間にトイレを借りてもらい、その間に急いで掃除をやってもらう、
という方法でした。
なるほど?、と思わずため息をついてしまいました。
他にも、デイサービスには、ケアマネさん、施設スタッフの人も含めて
「お手伝い」にきてもらという形で対応することで、
親御さんのプライドを傷つけないようにしている、というお話も伺いました。
大変勉強になりました。ご参加下さったみなさん、ありがとうございました!