スタッフブログ
離れて暮らす親のケアにかかわるパオッコスタッフの日常とつぶやき、
そして遠距離介護に役立つ情報などをお届けします。
▼100歳以上の高齢者の数
2010/08/08
やっと、残暑お見舞いの季節になりましたが、残暑というにはとてもとてもな暑い日々が続いております。皆様如何お過ごしですか?
◯100歳以上の高齢者の所在不明が相次いで発覚している問題で、新たに埼玉県春日部市などで6人が所在不明となり、全国の所在不明者は計63人になった(読売新聞2010.08.7)。
63人というとすごいなーとお思いでしょうが、、、日本で100歳以上のお年寄り一体何人いらっしゃるかご存じですか?
答えはこちら、2008年で36,276人です。で、数にも驚きますがもっと驚くのはその増え方、なんと
「10年前の3.6倍です」
高齢者の所在不明者がどうこうという問題があっても、、、まだ全国で100人に満たない数字です。全体に比べたらほんの僅かの数字です。
老後のこと、介護のことを考えるにあたっては、今回の件で平均寿命が極端にどーんと下がることはありえませんし、ご紹介した上のグラフが今後急に下り坂になるとは(よほど強力な伝染病等が蔓延したような場合を除いて)考えられません。
もっともっと今後平均余命は延びていくと考えて我々は老後の準備していく必要がないでしょうか。
ただし、今回のような「行方不明高齢者の行政による把握」の問題はきちんと解決する必要があるのは当然ですが。 (OKE)