スタッフブログ
離れて暮らす親のケアにかかわるパオッコスタッフの日常とつぶやき、
そして遠距離介護に役立つ情報などをお届けします。
▼風評被害を打ち消したい
2011/04/09
原発事故の被災地や周辺自治体では、農産品も売れなくなる風評被害が起きています。心が痛いです。
事故から派生する2次被害、3次被害を防ぐため、私はこのような地域からの農産品を積極的に購入、消費しようと思っています。個人レベルで買う量なんかたかだか知れていますが、食べることで応援の気持ちを表明したいです。
基準値を超える物は市場に出ないし、もし不安ならよく洗えば良いと聞きました。
おととい、栃木産のとちおとめを食べました。粒が大きくてとてもおいしかったです。このようにすばらしい商品に不当な評価がつくなんて、怒りを感じます。
これから放射性物質や放射線とは残念ながら長いおつきあいになるのですから、私たちは正しい情報と知識を得て国民が助け合って暮らしていかなければならないと、昨日は友人と語り合いました。
いま、世界では原発の影響で日本産のものを敬遠する空気が広がっています。農産物だけでなく、工業品も。九州産のものも日本産ですから、危ないって言われる。とても理不尽に思います。
日本の中の福島は世界の中の日本の縮図。福島やその周辺を応援することは大きく言えば日本を応援すること。日本に対する風評被害ともみんなで戦っていかなければなりません。何が危険で何が安心かを広報するのは政府の重要な役割ですが、個人レベルでも正しい消費行動をとることで、何もかもが危ないわけではないということを発信する助けになったら良いと思います。 (シルヴィア)