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スタッフブログ

離れて暮らす親のケアにかかわるパオッコスタッフの日常とつぶやき、
そして遠距離介護に役立つ情報などをお届けします。

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2020/06/04

【新型コロナの影響】  
いま、皆さんは、離れて暮らす親とのことで何に悩み、どのような課題と向き合っておられますか。もしよかったら、おしえてください。

パオッコからの問いかけに投稿をいただきました。

*みなさまからの投稿を引き続き募集しています。
宛先:info@paokko.org 件名;「コロナの影響」

コロナの影響5

母は4年前に他界し、それ以降は父は一人暮らしをしていました。
現在92歳長野県在住です。
長女の私は独り身の58歳、埼玉在住。弟夫婦は神奈川在住です。

妹夫婦が父と同じ市内に住んでいるので、昨年までは週に1度様子を見に行って、必要な買い物をしてくれてました。
父のレビー小体型認知症の月2回の通院も妹が担当。
父も週2回はデイサービスにも通っていました。
夕食は配食業者を利用し、訪問介護のヘルパーさんも昨年半ばからは週3日短時間お願いしていました。

月に1度私か弟が帰省し、2泊3泊して様子を見て、
GWとお盆と正月には私が1週間帰省。
3人でなんとか頑張っていました。

が、12月から父が体調を崩し入院、転院とちょっといろいろありまして、
要介護2から4に。
病院の介護施設に入所したのが3月でした。

すでにコロナで私と弟の帰省が難しくなり、妹だけが週に1回会いに通っていました。
4月の緊急事態宣言後は施設の面会が全面的に中止となりました。
それでも妹は週に1度は洗濯ものを交換に通ってくれていました。

しかし、先々週に施設に行ったときに父が車椅子で部屋から出てきて妹に気づき、文句が始まったそうです。
「ずっと放っておいて、ひどい。死んだら化けて出てやる」と。
どんなに説明しても、コロナ感染症の現況を理解できないようです。

ケアマネさんが「私からもまた説明しておきますから」となだめてくださり……。
その日は早々に帰ろうとしたところ父から
「もう帰るのか?バカ娘」とののしられ、泣けてきたと連絡がありました。

もともと自分第一の超わがままな父とはいえ、一番近くで介護に時間も労力も費やしている妹にとってはつらかったと思います。
父も状況が理解できていないので見捨てられたと感じていたのだと思います。

この時期、父は施設でお世話になっているので、独りで暮らしていた時に比べれば安心です。
でも、早く帰省できる状況になれば、父の気持ちも穏やかになってくれるのでは、と思います。

妹は仕事もしているので介護の比重が偏り過ぎないように、父の状態に応じて柔軟にヘルパーさんの日数を増やしたり、ケアマネの協力を得ながら三人の介護体制でやってきました。
でも、妹の有休はほとんど父の関係で使い果たしています。
3人の介護比重のバランスをとるのは本当に難しいです。
今後も妹の精神的な負担に対してもケアをしなければと考えています。

(女性50代)

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