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離れて暮らす親のケアにかかわるパオッコスタッフの日常とつぶやき、
そして遠距離介護に役立つ情報などをお届けします。
▼介護への関心は増す一方?
2017/05/05
太田です。
このところ、「介護」への関心は高まる一方です。
正確にいえば、関心ではなく、「不安」なのかもしれません。
そんな理由からか、時々、テレビに出演することがあります。
何度か出ているのはNHKの「あさイチ」。
今回、初めてMXテレビに出演しました。
暗くなりがちなテーマですが、バラエティなので明るい雰囲気!
出演者の方々は、私以外、テレビのプロの方ばかり……。
打ち合わせの段階で、「ヤバイ」と頭はまっ白に。
生放送のあいだ、支離滅裂なことを話していましたが……。
でも、「介護」について考えていただくひとつにきっかけになれば!!
http://s.mxtv.jp/variety/kikitai/
「田村淳の訊きたい放題」4,29
oota
▼お勧めの本「北海道南西沖地震・津波と災害復興」
2016/07/15
パオッコの顧問の関孝敏先生方の書かれた書籍です。
「北海道南西沖地震・津波と災害復興」 。
1993年7月12日発災「北海道南西沖地震・津波」による激甚被災地奥尻町の災害復興過程に関する20年わたる考察をまとめたものです。
また、「東日本大震災」を踏まえて2013年に実施した奥尻町住民意向調査の結果から、かつての被災経験とその後の復興過程が町民にどう受け止められているかを詳述しています。
oota
▼元気そうにみえる老親のタンパク質足りてますか?
2014/10/13
こんにちは、シルヴィアです。
最近、高齢者の栄養について考えています。
実は父が今春体調を崩して以来、食事量が減っています。タンパク質が不足することにより、血中アルブミン値が低下。低栄養(栄養失調)リスクグループに入ってしまいました。急遽、タンパク質強化ゼリーを食べることで摂取量を増やしましたが、なかなか改善しません。
こうなる前に栄養やタンパク質補給についてもっと注意を払っていたらよかったと後悔しきり。
タンパク質が不足して低栄養になると、免疫力が低下して病気にかかりやすくなったり、筋肉が減り、転倒や骨折のリスクが高まります。介護予防の観点からも、高齢者のタンパク質摂取は重要です。
中年には肉や脂肪の多い食事は病気のリスクを高めますが、高齢になるとそれは当てはまらないようです。
もちろん個人差があったり、肉の過食による腎臓の負担も考えなくてはなりませんが、一般的に高齢者は肉を食べることが推奨されています。
親御さんがどんな食事をなさっているか、帰省の折にでも聞いてみてもいいかもしれませんね。ネットで軽く検索するだけで、いろいろなサイトがヒットしました。下に3つご紹介します。
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高齢者のタンパク質不足にご注意 広がる新型栄養失調
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130703150519001
(中日新聞 中日メディカルサイト2013年7月3日付)
高齢者の「粗食」に注意 肉・脂の不足、老化早める
http://apital.asahi.com/feature/others/2013091700012.html
(朝日新聞医療サイト「アピタル」 2013年9月18日)
高齢者こそ肉を?! 見過ごされる高齢者の“栄養失調”
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3429_2.html
(NHKクローズアップ現代 2013年11月12日(火)放送)
sasaki
タグ: 食事
▼コンビニが介護事業をやる時代がやってきてます
2014/08/16
「ローソン、コンビニで介護支援 ケアマネ配置」(日本経済新聞)という見出しが目に入りました。日経の有料会員でないと記事全部は読めないのですが、最初の部分をチラッとみたら、ローソンの新規事業で、まず埼玉県で試みるとのこと。
これから世の中に高齢者があふれる時代。
様々な試みがあるのは良いことでないかと感じます。
ローソンの試みがどうなっていくのか、興味深く見たいと思います。
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私の帰省先の地方都市にも最近コンビニが急激に増えて、家から徒歩5分以内に2軒あります。
私は頻繁に利用しますが、地元の高齢者の人たちに聞いたら、
「コンビニは行かないね。」
「開店の時はマヨネーズをくれたから、その時だけ3日間通ったよ。」
との答え(笑)
高齢者の生活では元気な時から日常生活のオプションを増やしておくと、少し弱った時に役立つこともあると思うので、最近はほんと時折ですが、「コンビニはこんなことが便利だよ、安いのもあるよ」と叔父叔母に説明するおせっかいをやいています。
この間、近所にコンビニ以外の小売店は大きなスーパーしかない状況で、コンビニをうまく(微笑ましく)利用している人をみかけました。
80代とおぼしきご婦人。コンビニに入ってきて、
「あれとあれ ちょうだい」というと、店員さんがすかさずお惣菜系の品物を2品、カウンターに持ってきました。
あうんの呼吸。
店員さんも地元の人で、顔と顔をあわせたフレンドリーなつきあいができるのは、個人商店が激減している今、コンビニのメリットかもしれません。
(シルヴィア)
sasaki
▼病気でも時々はサラダがバリバリ食べたいよね
2014/08/16
今年の夏は猛暑や、台風の襲来、雨が異常に多かったりと体調管理が難しいですね。高齢の親はどうしているだろうかと体調が気になることも多いのではないでしょうか。
食事をどうしているかも気になります。
病気をかかえていたらなおさらです。
毎日新聞で、低カリウムのレタス開発・栽培の記事を見つけました。
記事はこちらから>>>
私の親戚の人で、病気のために食事で摂るカリウムの量をすごく気にしている人がいるのですが、そんな人に朗報!親戚の人はネットがニガテだから、絶対に教えてあげなくちゃと、早速お知らせしました。
食事に制限があっても、時々は生のレタスの歯ごたえと爽やかさを楽しめるといいなと思いますし、低カリウムレタスなら、安心してサラダが食べられるかもしれません。
検索したら、レタスだけではなくて、他にも低カリウムの食品が色々と販売されていました。
高齢の親世代はインターネットがニガテな人が多いはず。
近年ではネットができないと情報弱者になってしまいがちです。
子世代が親に代わって調べものをして、「こんなのあるよ」と教えてあげると、よろこばれるかもしれませんね。
(シルヴィア)
sasaki
▼遠距離介護 「対話」と「交通費」
2014/01/11
遠距離介護に関するウェブの新聞記事のリンクを2つ紹介します。
?遠くに暮らす親は元気だろうか、もうすぐ遠距離介護始まるのかな?
こんなことが気になったら 親とのコミニュケーションをとれているか自己チェック。
普通の会話が大切だけれど、これがなかなか難しいんですよね。
パオッコ理事長、太田さんのお話が引用されている記事です。
?遠距離介護にのしかかる交通費
私の1回の介護帰省にかかる交通費は現地タクシー台を含めて5万円!ほど。
得便割得を使うと飛行機代をもう少し節約できるけれど、自分の精神衛生と経済を天秤にかけて、介護帰省割引を利用しています。空席あれば急に当日乗っても割引されるし、予約取り消しも便出発前なら無料。マイルも100%加算です。
私の場合、乗る飛行機のスケジュールに縛られたら心まで縛られるようで、なるべく自分に自由がある選択をします。
マイルの積算は数少ない楽しみのひとつ。たまったマイルは介護帰省以外の自分のため、リフレッシュに使うように考えています。
どれほど長く続くかわからない遠距離介護、自分なりのストレス軽減が大事ですね。
人それぞれ節約法があると思いますが、みなさんはどうされていますか?
遠距離介護 交通費、節約したい(読売新聞2013年11月23日付)
(シルヴィア)
sasaki
▼2014年 新春
2014/01/04
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
2014年のパオッコはウェブのリニューアル、パオッコサロン、セミナー、その他諸々、
大忙しの予感。
お正月モードも明日まで。名残惜しいけれど、気を引き締めて取り組んでまいりたいと思います。
(シルヴィア)
sasaki
タグ: パオッコの活動
▼遠距離介護セミナー 新聞掲載記事
2013/12/24
2013遠距離介護セミナー東京会場の取材記事が新聞に掲載されました。
sasaki
▼フランス発 認知症ケア 「ユマニチュード」
2013/10/30
長?い夏が終わったと思ったら、次々と台風がきたり、大災害がおこったり。
爽やかな秋とはなかなか言えません。
天候不順で体調を崩している人が多いと聞きます。
みなさまお体ご自愛ください。
さて、最近、「ユマニチュード」という単語を時々目にするようになりました。
フランスで行われている認知症ケアのメソッドです。
医療職向けですが、専門職でない介護家族にも役に立つメソッドだと思います。
私がユマニチュードを知ったのは9月の初め。個人の尊厳を大切にする方法に共感しました。それ以来、介護帰省で父に会うとき、これを実践するように特に心がけています。父の生活に少しでもポジティブで明るい空気を送り込めたら良いなと思います。
興味のある方、
ユマニチュードを紹介する記事は
NHK解説委員室 くらし☆解説 「フランス発”魔法”のような認知症ケア」
毎日新聞 <認知症ケア>仏発祥「ユマニチュード」 優しさ伝える介護
探せば他にもいろいろとありそうです。
(シルヴィア)
sasaki
▼帝人の介護休職730日!! うらやましい?
2013/06/12
父がまだ自宅で一人暮らしていたとき、週末に私はかなり頻繁に帰省していたのですが、職場のほとんどの人には介護で帰省しているとは言えませんでした。30代中心の職場で(私も30代でした)、言えるような雰囲気でもなく。
休暇をとるのは比較的自由だったので、週末の休みに時々は有給休暇をつけたりしてやりくりしていましたが、かなり苦しかったです。
ある日の職場での会話:
同僚 「週末はどうするの?」
私 「実家に帰るよ。」
同僚 「いいね、ゆっくりしてきて。実家は寛ぐよね。」
私 「そうだね。。。。」
私の心の叫び 「実家に行ったらもっとたいへん、実家で寛いでみたい。。」
単に自分が僻んでいただけなのですが、ちょっと寂しかった記憶。
そんな中でも、直属のアメリカ人の上司にだけは親の面倒をみていると話していました。上司が介護のことを知ってくれていると思っただけでも少し心が軽くなったように思いました。
上司もアメリカに高齢の両親がいて、アメリカ出張の折にはできるだけ実家に立ち寄っているようでした。時々オフィスにご両親から電話がかかってきて、お父様は耳が悪かったので上司の電話の声がつい大声になっていたり。電話が終わった後、「ハァ?」と言いながらコーヒーを入れに行く後ろ姿に哀愁漂っていました。
どこの国も子の悩みは似たようなものなのですね。
こんなことを思い出したのは、東洋経済オンラインの記事を読んだから。
大企業、帝人のダイバーシティ(多様性)推進の取り組みです。
730日の介護休暇を、それもバラで取れるとは。
すばらしい!
現実がわかってますね!!
まだまだ日本の中の一握りの恵まれた会社の取り組みだと思いますが、このような企業が増え、それが社会に浸透し、中小企業や個人事業主にも拡がり、誰でもが「本日介護のためお休みします。」と普通に言えるようになっていって欲しいです。
シルヴィア
sasaki
タグ: 遠距離介護