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お金の問題

離れて暮らす親のケアにかかわるパオッコスタッフの日常とつぶやき、
そして遠距離介護に役立つ情報などをお届けします。

▼2009年3月14日(土)のパオッコサロン:「成年後見って何だろう」

2009/03/06

ご無沙汰しております。中川です。

サイトのトップページでも告知しておりますが、次回のパオッコサロンは、2009年3月14日(土)13時?15時、場所は文京ボランティア・市民活動センター(4階 活動室A) です。テーマは「成年後見って何だろう」です。

今回はパオッコの理事である社会保険労務士さんのご紹介で、成年後見をご専門にされている別の社会保険労務士さんをゲストにおよびしてのスペシャル企画でございます!ゲストの社労士さんに30分程度「成年後見」についてお話をして頂いた後、皆さんとともに「成年後見」のこと、そして親のお金などに関する困りごとなどあれこれを、気軽にお話できたらと考えております。

それではお待ちしております!

nakagawa

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▼老後のお金の準備の仕方

2008/10/07

 先日、同窓会で同級生といろいろ話をしました。

 みんな介護の話がでると結構盛り上がる年齢になってます。親との歳の差が20年離れているくらいから40年以上は慣れている場合までそれぞれですし親の老化の進展度合いは人様々ですから同級生だからといって皆が一様に介護の世界に入るわけではありませんが、年齢的には関心事の一つです。

 さて、同窓会で、証券会社や銀行の第一線でそれなりの地位で働いているヤツと老後の資金のベストな貯め方はどうだろうかなどという話をしたのですが、簡単に結論が出ました。やっぱり出た結論はガチガチに「定期預金」。

 お金の修羅場の第一線で働く人間で、「お金を得る難しさと失う恐ろしさ」を日々実体験しているだけに、ド素人である一般人に損をするリスクのある商品は絶対に勧められないといことをチラリと話ていました。特に高齢者に対しては(認知症の人に対しては問題外(そういう話すらダメです))。

 ところが、世の中は手堅いとわれる金融機関までが、投資信託をはじめ、変動性の金融商品の販売に走っている。郵便局勤めの同級生もいましたが、手堅い郵便局でさえも投資信託を窓口で売っている。

 「田舎で道を歩いている人は皆知り合いなようなところでお客さんに損をする可能性のある商品を売ってどうするんだ?損させたら道も歩けないだろう」という風に郵便局勤めのヤツに聞きましたが、本人はそれを自覚している。ところが、組織の論理で組織(会社)により有益(儲かる)商品を売るように上から職員にハッパを掛けたりノルマを課したりするので、売らないわけには行かない。定期で金を集めるより、手数料の入る投資信託が金融機関的には美味しいのです。

 世の中の金融機関は、老後の年金不足を補うためと説明してそういうリスク性のある商品(投資信託とか変額年金とか)を売っていることも多いわけですが、本当にその仕組みと危険を知っている人しか買うべきではないのでしょう。でも宣伝は凄いし、我々のほうも老後資金の目減り不安からそういう宣伝に動かされるところがあります。

 金融機関に勤めている人間でさえ、仕事上の立場とホンネと建前が違う。本人たちは自分たちの老後資金は「リスクを排除し安定的」に持っているのが良いと考えているのに、お客様にはリスクのあるような商品を売る。

 非常に面白いというか、ちょっと裏が垣間見えて面白く感じました。当たり前ですが金融機関の窓口では本音の部分はあまり話してもらえないでしょうし(OK)

 

 

oketani

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▼後期高齢者医療制度の対応されていますか?

2008/09/10

 後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の保険料は、4月から個別に計算し、個別に年金から天引きされるということでスタートしました。

 ところが、8月から、一部の人は保険料の口座振替が可能になり、妻の分も夫の口座から天引きすることも可能になりました。

 ところがところが、今度はそれを原則にするように改正を検討しているそうです。つまり夫婦の保険料を世帯合算(世帯を基準に計算)。・・これは今検討課題にあがったところなのだそうです。

 これだけクルクル保険料の取り方が変れば国民は混乱するのは当たり前です。本当に何とかしてほしいものですが、ヤレヤレですね。

 そうそう、この8月から始まった制度はみなさんの親は対応されていますか?

 説明が難しいので、誤解を恐れずに簡単に言うと(本当に簡単に)、

 後期高齢者医療制度の保険料は、社会保険料控除の対象となります。

 で、夫の分は夫の年金から、妻の分は妻の年金から保険料を控除された場合、夫の保険料は夫の社会保険料控除対象になり、妻の保険料は妻の社会保険料控除の対象と別々になる。ここで、妻の年金が安い場合はそもそも税金がかからない(年金控除+基礎控除で158万円までの年金には税金がかかりません)ので、幾ら社会保険料控除額があっても、最初から税金は変らずゼロだから意味がない。

 しかし、夫の年金が多額で年金に税金がかかっている&妻の年金が少額で税金がかからない場合、妻の保険料を夫の口座からの口座引き落としができる人はそうしたほうが、夫の税金が夫の社会保険料控除と妻の社会保険料控除、両方使えるので有利になる可能性が高い。 ということ。

 なんだそうですが、実家にいらっしゃるお父さんお母さん、若い人でも頭か帰る面倒くさい事、おわかりになっているでしょうか?すこしヘルプしてあげたらいいかもしれません。

oketani

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