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スタッフブログ

離れて暮らす親のケアにかかわるパオッコスタッフの日常とつぶやき、
そして遠距離介護に役立つ情報などをお届けします。

▼お元気ですか!

2017/05/17

月1回お話相手として訪問する聖子さんは、今年93歳で一人暮らしです。
子供もいなく、訪問する親戚は余りいないようです。
身体は元気ですが、腰は2つに曲がって杖を使っています。

お話好きで次から次にと、話が途切れません。
何時も出る話は、美味しい物の話とおしゃれの話です。

買い物に行きたい!と言う希望を叶えるため巣鴨に出かける事にしました。

タクシーで駅まで出て、電車を2回乗り換えます。
ホームでは電車がすぐ来て、優先席のドアまで行くことが出来なく乗り込んでしまいました。
車内は少し混雑していて空席が有りません。
手すりに持たれながら、空席を待ちますが中々空きません。
少し大きな声で、中々空かないね!と私です。
結局6つの駅を立たせたままでした。
乗り換えの為降り立った秋葉原の駅は、なんとエレベーターもエスカレーターも乗り換えの近くには有りません。
階段をゆっくりゆっくり歩いて降りて、乗り換えます。

さすが巣鴨はおばあさんの原宿!
ここには、あちらこちらに休む所が作られています。

このズボンのサイズはどうかしら!
洋服の色はどっちが良いかしら?
このかばん安いから買いたいわ!
次から次に買い物が増えて行きます。

帰りは電車の事を考えて、途中までバスにして1回だけ乗る事にしました。
でもやっぱり空席は無く、誰も座席を譲ってくれる人はいませんでした。

現実はこんなものなのでしょうか。

そう言えば以前台湾を旅行した時、混雑した車内で2回も席を譲られました。
日本では考えてもいない事に、戸惑ったものです。

私はすっかり疲れ果ててしまいました。
又行きたい、と言われたらどうしましょうか?

   すたつふ

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