スタッフブログ
離れて暮らす親のケアにかかわるパオッコスタッフの日常とつぶやき、
そして遠距離介護に役立つ情報などをお届けします。
▼日本人の死因4位
2008/11/19
急に寒くなってきましたね。全国各地で初雪が観測されたりしているようです。皆様のところはいかがでしょうか?
本日は病院でインフルエンザの予防接種をしてきました。
昔は注射嫌い、病院嫌いで、インフルエンザの予防接種など全然やってなかったんですけれど、最近は「親に伝染させない、あるいは親のいる介護施設に迷惑を掛けない」ために必ず初冬に接種するようにしています。
ところで、高齢者の死因の第4位を皆様ご存知ですか?
3つ目まではスラスラと言える(ガン・脳血管障害・心臓病)人は多いでしょうが、4番目というのはなかなか出てこないかもしれません。
ええっと、死因の4番目は、肺炎です。
しかも、上のガン、心疾患、脳血管障害のならびですが、実はガンが大き他を引き離し、脳血管障害、心疾患、肺炎の3つがちょっと離されて第二グループを形成しているというのが正しい見方だと思います。以前某保険会社が3大成人病(今は成人病という言葉は使わなくなりましたが)という言い方で保険商品を売ったために、そういうイメージができあがってしまったようなのですが、何でその保険に肺炎を入れなかったんでしょうね。詳しい資料は ⇒ こちら(ちょっと見にくい)です。
肺炎に関しては、肺炎球菌ワクチンがとても有効だそうです。リンク先にもあるように、まだまだ数は少ないながらも公費助成をしている市区町村もあるそうで(40程度ですとしてないところのほうが多いと思いますが)、ぜひ自分の親等にも接種されるのを検討されてみたらどうでしょう。
ちょっと古い資料ですが、65歳からの死亡率が急増している図表はこちら。
いろいろと肺炎球菌ワクチン等に関しては、薬品メーカーのサイトがなかなか有用です。
まあそんなこんなで、私自身もそろそろ予防接種をしたほうがなんて思っているのですが。みなさま風邪など召しませぬように(OKE)。