スタッフブログ
離れて暮らす親のケアにかかわるパオッコスタッフの日常とつぶやき、
そして遠距離介護に役立つ情報などをお届けします。
▼介護帰省でお花見
2012/04/11
やっと暖かい空気に包まれはじめましたね。
私は先週は介護帰省をしてきました。
今回は思いがけず父と桜を愛でることができ、良い思い出が残った帰省でした。
4月の帰省予定をお知らせしたところ、丁度うまい具合にお花見の会の催しと重なり、親子で花見に誘っていただきました。
父とお花見なんていつぶりだろう?もしかしたら生まれて初めて?家族で弁当持ってお花見に行った記憶はない。近所にある桜の大木は見に行ったことがあるけど、正式なお花見となるとやっぱり初めてかも。
父にとっては自宅に帰る以外では久しぶりの楽しい外出です。
お花見は、特養・ケアハウス・デイサービス・ショートステイの合同で、職員や私も含めて総勢30人ぐらい。施設の近くにある公園まで車でむかいました。風はあったものの暖かいお花見日和。
先に行っていた職員のみなさんが桜観賞の特等席の場所取りからピクニックテーブルの設置、お弁当や飲み物の準備まで何もかもいたれりつくせりでした。ありがとう!お弁当はその人の食事形態にあわせて普通食・きざみ食・ソフト食(流動食)3種類準備がありました。
普通とソフトの弁当を撮ってみました。
ちなみに、きざみ食の弁当は食べやすいように食材を刻んだり、ほぐしたり、食材をまとめるためのとろみあんのようなものがかかっていました。
桜の花の下、おいしくいただきました。
甘酒もふるまわれ、父は甘酒が好物なので、おかわりまでしておりました。
デイサービス利用者の方が隣の花見客からちゃっかりお酒を調達してきて、「うまい!」と言いながら飲んでいたのがなんとなくほほえましい風景でした。お隣の人たちはその方の友人グループだったようです。
食事の後は公園の散策。
デイサービスに通っていたころからお世話になっている男性職員に写真もとっていただきました。昨年、特養に異動されて再びとてもお世話になっている方です。私が心から信頼できる職員は施設に何人かいらっしゃるのですが、彼もその中のひとりです。私たち親子のそばにいていただけるだけでホッとする存在。デイサービス時代の父の大活躍の話も聞けました。運動会でぶっちぎりで優勝したり、餅つき大会では父が杵でお餅をついていた話とか。私的にはとても面白かったです。
父は久しぶりに外で楽しいことをやってちょっと疲れたのでしょう。その日は爆睡。
体調を崩すことなく楽しく終了出来て、めでたしめでたしでした。
(シルヴィア)