趣味
離れて暮らす親のケアにかかわるパオッコスタッフの日常とつぶやき、
そして遠距離介護に役立つ情報などをお届けします。
▼パリ旅行記 2 街角とオペラ座編
2009/06/18
シルヴィアです。もう少し私の旅行話におつきあいください。
今回の旅の第一目的はパリオペラ座ガルニエ宮でバレエ鑑賞。映像で見るのとは違い、実際劇場で見るのは格別。
フランス政府が文化にたくさんお金を出しているようで、オペラ座のチケットもびっくりするぐらいリーズナブル。おそらく日本の半分以下の値段で超一流のものを見ることができます。ありがたや?
5月15日は私の大好きなパリオペラ座バレエの大エトワール マニュエル・ルグリのパリオペラ座バレエのアデュー(公式定年)の日。といってもダンサーをやめるわけではないのですが。この日のために日本から駆けつけているバレエファンも多数。すばらしい時を過ごしました。NHKがルグリのドキュメンタリーを制作中で、今秋放送予定だそうです。15日にも撮影をしていました。
バレエに興味のない方でも、オペラ座ガルニエ宮の建物には興味があるかもしれませんね。以前は宮殿でした。
バレエ以外は美術館へ行ったり、ちょこっと観光したり、カフェでカフェを飲んだり。
ちょっとだけパリの街角ショットをご紹介。
カフェの朝食。コーヒーとパンオショコラでフランスっぽさに浸る。お茶の時間は、サロンドテで旬の味覚イチゴタルトをエンジョイ。
雨に濡れた石畳
自転車発祥の地フランス!街では自転車、バイクをたくさん見かけます。左の写真を拡大するとよく見えるバスは電気バスです。ガソリン車に比べてとっても静か。日本でも走らせて欲しいな。
和物を発見!キティちゃんはフランスでも大人気!!ポニョも映画館で元気に泳いでいます。
大好きな場所、モンマルトル。丘の裏にはステキなカフェがたくさんあります。実際ここに住んでみたいわ?
フランスは農業大国です。野菜も果物もチーズも超おいしそう。商品の並べ方もステキ。ベリーの季節なので、赤が特に鮮やかです。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。。。。。最後はフランスの空の玄関、シャルルドゴール空港の写真で締めます。建築家ポール・アンドリューの代表作です。
私がこうしてのんきに海外旅行できたのも、遠距離介護が今はうまく回っているから。元気でいてくれる父、お世話になっている施設の職員の方々、私を気分よく送り出してくれた家族・親戚・友人、みなさんに感謝します。
sasaki
▼パリ旅行記1 ノートルダム、フランスパン、花と緑編
2009/06/16
こんにちは。シルヴィアです。
5月に1週間ほどフランスへ旅行に行ってきました。何年越しの念願!!!
私の旅を写真で紹介します。
滞在中は最終日を除いて雨がちな天気でしたが、パリを満喫しました。
ノートルダムの塔から何百年もパリの街を眺めている方々。哲学者のよう。栄華、革命、どんな歴史を見たんだろう。
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パリ行きの飛行機の中で席が隣になったパリのパン職人さんにノートルダム寺院の広場で”パン祭り”の催しがあると聞いて、行ってみました。パン職人のパン作りコンテストの最中でした。チーズ・バター・ワイン・砂糖・お菓子の出店もあり、とても賑やかな土曜日でした。
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5月のパリはすばらしい花と緑の季節。街はきれいだし、それほど観光シーズンで混雑ということもなかったし、旅行をお勧めできるシーズンです。色とりどりの花々にもフランスのエスプリを感じます。美のイメージが容易にふくらむ風景にたくさん出会いました。
花いっぱいだったモンマルトルの丘。有名華道家もお見かけしました。
カルチェラタンにあった中庭。とってもスタイリッシュ!!センス良すぎるよ!
世界遺産、パリ郊外の広大な森のあるフォンテーンブロー城。ルイ6世からナポレオン3世までの、700年間に34人の支配者たちが過ごしたそうです。静かな森で雨に降られました。いきいきとする緑を見ながら雨に濡れるのも楽しい気持ちになりました。(つづく)
sasaki
▼大西成明写真展『ロマンティック・リハビリテーション』
2008/11/18
中川です。
昨日、新宿三井ビル1Fにある「EPSON Imaging Gallery エプサイト」で展示中の、大西成明写真展『ロマンティック・リハビリテーション』(リンク下部に会場の様子あり)に行ってきました。
大西さんは動物の体の一部だけに迫った『象の耳』(リンク先のNo.19)、人の脳だけを撮った『ひよめき』という写真集なども出版されています。
今回は同名の写真集、『ロマンティック・リハビリテーション』の出版を記念しての展示会です。
写真展では、トゥレット障害という神経性疾患に苦しみながら詩を書いている須藤洋平さんや、著名な免疫学者で数年前に脳梗塞で右半身不随になり、現状の医療福祉制度への発言も多い多田富雄さんなど、困難に向き合いながらもほとばしるようなるエネルギーを持った人たちの姿を見つけることができます。
展示会にはNHKが取材に来ていて、変更がなければ11月26日(水)18時?の『首都圏ネットワーク』の中でこの写真展/集についての特集をするそうです。
展示会は入場無料。11月30日(日)までで期間中は無休。時間は10:30?18:00。
nakagawa
▼道草――にわか受験生キブンを味わう
2008/11/10
財団法人公園緑地管理財団が実施する「緑・花文化の知識認定試験」略称:緑・花(りょっか)試験。
資格などに結びつけるつもりもなく、まともに勉強するでもなく、日ごろ植物コンシャスに暮らそうと心がけるだけ、受験することそのものが勉強って感じで、回だけは重ねて記念すべき10回め。
今回の試験会場は、西早稲田の学習院女子大学。大学キャンパスを訪れることがまた、ちょっとわくわくでもあります。東京メトロ副都心線に初乗車も果たしましたし。
学習院女子大キャンパスでは、折りしも、オノ・ヨーコ BELL OF PEACE 平和の鐘展開催中。メインホール前広場には、展示のひとつであるWish Treesの、願いを書いた紙を結びつけてハナミズキの木が点在していました。
たとえば、「茎をわら縄の材料にするイネ科の植物の名前は?」という問題にぶつかる。先年、お正月の門松づくりに挑戦したときにも思い出しましたが、私の幼いころ、うちでは親が自家製しめ縄をなっていた(もう「縄を綯う」も死語?)。
カラスウリの花を初めて見たとき、つんで帰って親に「何の花?」ってきいたら、「自分で調べなさい」と言われたことも思い出した。
はたまた、昔のうちの庭に咲いていたムギワラギク……。
意識的に思い出そうとしても出でこないような、意外な記憶の掘り起こしにもなる道草でした。
nishimura