遠距離介護コミュニティ

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スタッフブログ

離れて暮らす親のケアにかかわるパオッコスタッフの日常とつぶやき、
そして遠距離介護に役立つ情報などをお届けします。

2010/01/16

 こんにちは、お久しぶりのOKEです。

 ニュースに台湾の合計特殊出生率が1.0という衝撃的な数字が出ていました。昨年末に韓国の特殊出生率が1.22(これでも前より気持ち回復)という数字、、、中国は1.7とかですが直近では1.5以下だと言われています。都会に限ってみれば、上海は0.95、、シンガポールは1.25で日本以下、、タイは子だくさんなイメージがありますが、1.81 です。ベトナムはかろうじて2を上回っていますが、推移をみると激減進行中、2004年は2,3だったのが、2008年には2.1弱。(年度は不統一ですが大体2006?2008年あたりで)

 2.08ないと人口は維持できない(減少に向かう)と言われているんですけれどねえ。どの国も、人口を維持するほど子供が生まれていないということですよね。

 そうすると、少子化の対局にあるのは、高齢化。それが進んでお年寄りの介護の問題。そう我々がいつも考えている問題です。

 個人的には、子供が親の面倒をみるというアジアの伝統的な社会は維持が不可能なのは確実で、どの国でも崩壊に向かいつつあると思います。

 独身者や子供のいない夫婦世帯が増え、子供がいても1組の夫婦がお互いの両親(4人)を見たり、、、物理的に無理だったり、実態として無理だったりですよね。

 結局行きつくところは、伝統を捨て、子供に頼らない老後生活と介護、、、ですからそのモデルの模索がどの国でも今後問題になるのではないでしょうか。

 それにしても世界的な少子化の波(特にアジアは)、、すさまじいものがあります。

 

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▼2010年1月9日パオッコサロン「親の介護サービスの拒否について考えよう」の様子

2010/01/10

こんにちは。中川です。
2010年1月9日(土)のパオッコサロンでは、
「親の介護サービスの拒否について考えよう」というテーマで、
男性4人、女性5人のご参加がありました。

みなさん、介護サービスを拒否される親御さんのために、
いろいろな工夫をされておられました。
東京から長野に、1人暮らしのお母さんのために遠距離介護をされている女性は、
親御さんのご自宅のトイレがとても汚くて困っておられました。
お母さんは認知症なのですが、
本人には病気であるという自覚がなく、
ヘルパーさんが掃除に入るということを
「私ができるのになんで?」と拒んでいらっしゃったそうです。
そこで彼女がとった方法は、話相手に来てもらったヘルパーさんに、
話の合間にトイレを借りてもらい、その間に急いで掃除をやってもらう、
という方法でした。
なるほど?、と思わずため息をついてしまいました。

他にも、デイサービスには、ケアマネさん、施設スタッフの人も含めて
「お手伝い」にきてもらという形で対応することで、
親御さんのプライドを傷つけないようにしている、というお話も伺いました。

大変勉強になりました。ご参加下さったみなさん、ありがとうございました!

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